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詩集擬き  作者: 針山
22/355

『女々私意(めめしい)』

好きだった

好きになりたかった

愛してると囁いて

恋してると思いたい

貴方が好き

他の何より

他の誰より

私が一番

好きだと思ってる

ああでも

私はここで終わってしまう

一体なぜ

私の想いは届かない

涙を流せば振り向くか

怒りを見せれば振り向くか

届かない想い

私は初めて知った

想いだけじゃ

なんにも届かない

想ってるだけじゃダメだった

想ってるだけじゃダメだった

誰にも負けない想いなんて

誰でも持っている

何が足りないなんて

何も足りない

お願い

お願い

どうかお願い

もう二度と

好きにさせないで

願ってしまった時点で

他人事

他人任せに

してしまう

結局終わった後も

想うだけ

進めない私の想い

助けて

好きなんて

嫌い以上に苦しいの

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