表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集擬き  作者: 針山
195/355

和癇内(わかんない)


廻る廻る巡る世界

君と出会ったのはいつだっけ

僕が会えたのはいつだろう

右も左も上り下り

甲高い足音を響かせて

歩いていこう

もっともっともっと早く

先に行きたい生きたい

手すりなんかいらない

レールなんか必要ない

昇って降りて向こう側

遠くに見える蜃気楼

一段一段確かめて

幼児のように

しおらしく顔をしかめ

反抗の意思を犯行

決まった道を拒んで笑って

極まった未知を望んで泣いて

隔たれた階段の

手すりからジャンプして飛んで落ちて潰れ

れれれれれ

曖昧なままの世界

跳んでる時間だけ確かなのに

来て来て来て来て知恵

遅れた分だけ飛び出して

跳んだ時間だけ考える

上って下りて

巡って巡って廻る時間

右往左往と上下左右

ほら見た潰れ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ