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詩集擬き  作者: 針山
193/355

端苦交(はぐるま)


震える

許せない

嫌いだ

拒んで

籠る

消えて

去って

いなくなって

繰り返す日々を

祝福と謳う誰か

願うだけで変わらず

変わらずに願うだけ

座っているだけ

動こうとせず

理解してもらおうとする

何も知らない癖に

心だけは高くて

想いはどこまでも寒々しい

考えて

想像して

出した答えたは

前向きな逃走

押し潰されそうな癖に

見なかったことにして

卑怯にも

人のせいにして

それを理解した上で

耳と目を塞ぐ

螺子だった

部品にもなれない

もうそこに

居場所はなかった

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