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詩集擬き  作者: 針山
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途歩(とほ)


今日の自分に自信がないのに

明日の自分を信じてる

拍手を求めてさ迷って

何度もスタート地点に戻り出す

頭の中は原点に

心の中は純粋に

時間だけが

増えていき

幾度も幾度も

焦燥を

何度も何度も

後悔を

笑って誤魔化す

昨日の自分

今日の失敗は明日にはなく

明日の失敗は今日にない

めげずに無限に

歩き出す

どうして

どうして

忘れるなんて

出来やしない

立ち止まれば思い出す

だから戻るとしても

歩き続ける

明日も今日も

昨日さえも

歩いて歩いて

原点に

動いて動いて

到達点

信号機のない

交差点

今日は明日は

どこへ行こうと

明後日を目指して

歩き続ける

止まらぬ躍動を

抑えずに

まだ見ぬ自分を

夢見て


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