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詩集擬き  作者: 針山
185/355

愛昧(あいまい)

キスをして

目を瞑って

頬に手を

吐息を漏らして

口付けを

ロマンチックでもなく

ムードなんて台無し

タイミングも場所も関係なしに

ただ想いからの衝動

伸ばして

伸ばして

手を

近づけて

近づけて

眼を

私だけを見つめて

私だけを見て

気恥ずかしい音も忘れ

例え嘘だとしても

私を見て

近づいた顔から香る

貴方の匂い

少し煙草臭くて

珈琲の豊かな香り

終わった至福に

私は怒った顔で

恥ずかしさを抑えて

文句を言う

笑って誤魔化す

貴方の瞳を見ながら

小さな声で

聞こえないように

もう一回

ちゃんとやって


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