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詩集擬き  作者: 針山
182/355

斯言(しごと)


鳴り響く風の音

規則正しく繰り返す

人口の風の声

声は他に聞こえなく

誰もいない部屋の中

仕事机に残された

誰かの厭味が積まれてる

昨日までは優しくて

明日になれば寒々しい

一昨日までは気さくくて

明後日になれば煩わしい

たった一回の対応を

ほんの少し怠った

機嫌を損ねて

気持ちを害して

決まった上下関係

役割はご機嫌取り

喚く誰かの嘴に

餌を与えて満腹に

肥えて太れば食べれるのに

いつまで経っても変わらない

彼女とどちらが早いでしょう

食べられているのは

どちらでしょう



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