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詩集擬き  作者: 針山
119/355

半生半睡(はんせいはんすい)


ほんの少しだけ本心を

隠していた御心を曝け出し

貴方の寝息に合わせて

慎ましく呟こう

朝陽で透ける水色のカーテン

湿った気温の地面を擦る

新聞を運ぶタイヤの摩擦音

早起きの犬が主人と歩き

肩を落とした朝帰りの女の子

見上げる天井は久しぶりに

誰かの頭がきっとそこにある

ちょっとだけ肌寒い

狭く小さなベッドの上

耳元で聞こえる息遣いに

こそばゆく

くすぐったく

だからそっと

顔を埋める

体温と鼓動を感じて

いることに触れて

自分に甘えてしまおうと

目を瞑る

おやすみもおはようも

どちらでもない時間

きっと貴方は眠たげな

瞼を擦りこう言うわ

その言葉を思い浮かべ

私だけが思いつく

私だけの想いつく

貴方の言葉に抱かれて

私はもう一度

貴方の側で瞳を隠す

起きるに起きれない

困る貴方を愛おしく感じながら

くすりと笑って

息を吸う



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