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詩集擬き  作者: 針山
109/355

落責(らくせき)



掴めない

掴めないと

何度も口にして

届かない

届かないと

何度も思った

自分だけじゃなく

周囲の誰もがそう思い

きっとそれは正しくて

だから何度も声に出し決意する

不安で不安でしょうがないから

信じたいのに信じ切れないから

どこか矛盾していながらも

やっぱりそこは遠くて

とてもとても

遠くて

だから

いいな

なんて

言葉

真っ向から否定してやる

例え向かう途中に倒れようと

打ちのめされようと

ボロボロに崩れ落ちようと

諦めるなんて

とっくのとうに通り過ぎたのだ

そんな地点は通過地点

折り返し地点など存在しない

真っ直ぐ曲がる人生の道の中

右にも左にも行けて

上にも下にも行ける

そんな人生の中で

折り返し地点など存在しない

行くしかないんだ

向かうしかないんだ

例えそこがどんなところだろうと

生きているのなら

決意したのなら

行くしかない

立ち上がれ

這いつくばれ

真っ当な人生を夢見るな

上出来な人生を求めるな

無残に無様でみすぼらしい

そんなどうしようもない人生を

歩むと決めたのだから

振り返っても誰もいない

前を向いても誰もいない

孤独と希望の

絶望への道を

忘れるな

例え誰もいなくとも

自分自身がいることを

それだけは

忘れるな

永久に

いることを



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