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詩集擬き  作者: 針山
104/355

馳話喧華(ちわげんか)



五度目の初恋を宝箱に仕舞って

七度目の恋に会いに行こう

笑いながら口にした告白を

恥ずかしそうに見るのがいる

何度も君に口づけた唇が

何度も変わった愛を口にする

ねぇ目を見て話してと

君は怒りながら口にして

ちゃんと私を見て話してと

君は泣き笑いながら口にする

砕かれた愛の言葉を

君は大事に胸に仕舞う

綺麗な装飾品を贈り物に

沢山のバラを一抱えにして

君の元に届けと

青空の海に投げ捨てて

誰もいない真っ暗な部屋で

寝転びながら天井の染みを数えるんだ

変化を求めて刺激に変えて笑いながら

愉快を求めて愛情に変えて泣きながら

僕は何度も恋をする

繋いだ手が離れてしまっても

並んだ姿が消えてしまっても

あの時と変わらない

六度目の初恋が

胸の宝箱を見つけた


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