表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

どうぞよろしく。

ミノタウロス。

作者: caem


 たまらなく(もろ)い 抱き締めていると 直ぐに


 か弱い身体(カラダ)の隙間から 溢れだしてくるのは


 いまにも(つぶ)れそうな 目映(まばゆ)い瞳と僅かなぬくもり(・・・・)


 力の加減がわからない だって怪物(・・)だったから


 美女と野獣のように 上手くできたら良かったのだけど


 嗚呼 最愛のひと どうしてそんなに苦しんでいるの


 嗚呼 どんどん潰れてゆく 不器用さが止まらないんだ


 ひっそり暮らすようになった あんな事(・・・・)があったせいだ


 傍らに巨大な斧 鋭い角を生やしている


 ボクは ミノタウロス(・・・・・・)なんだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 力加減を覚えないとスプラッタな感じの悲恋になりそうですね。 [一言] 昔、BSE問題で牛肉が食べられなくなったことがありました。その時『ミノタウロスってBSEにかかるのか?』というネタがあ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ