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2021年、外出自粛のGWが暇だったので書いてみた、小説です。
処女作であり、色々と突っ込みどころはあるかと思います。
短いですがお付き合いいただければ幸いです。
冒険者ギルドに登録してから、5年ほど時が経った。
俺はBランクにまで上がった。
平民が俺の年齢でここまでのランクになったのは過去例がないほどのことらしい。
それ以上の速さで上がった者たちは皆貴族だったり武に名のある家系らしい。
俺は冒険者となった後、様々な依頼を受け、様々な国と街を行き来し、ダンジョンもいくつか攻略した。
努力と幸運が味方したのだろう。
彼女に教わった内容を理解し、工夫しながら依頼をこなしていくと子爵家の当主から指名で依頼があった。
その子爵家の当主は、若手冒険者と知己を得ることが目的の1つらしく時折若手冒険者に依頼をするらしい。
彼は寛容で元浮浪者である俺の言葉遣いは気にせず、俺のことを気に入ってくれた。
なんでも、初対面の時に「俺は元浮浪者だ」と一言目に正直に伝えたが、依頼内容自体は丁寧なのが面白く興味深かったらしい。
今まであった冒険者は、緊張で自分の意見を言えないず頼りないか、緊張はしないが早々に依頼金の交渉をしたり、依頼結果自体が芳しくなかったらしい。
それから彼はよく指名依頼をくれる。
金払いもいいし、礼儀作法も教えてくれるので助かっている。
また彼から紹介される貴族の依頼は、皆結果が伴っていれば多少の無礼な礼儀作法は許容してくれる。
彼ら貴族から受けた指名依頼にはいろいろなものがあった。その中で信用を得てダンジョンへ入ることができるようになった。
俺が所属している王国の冒険者がダンジョンは貴族の許可がないと入れない決まりとなっている。
ソロで活動している俺は子爵以上の許可がないとダンジョンには入れないが、彼からの指名依頼で信頼を得たため、ソロ活動の俺はダンジョンに入れるようになった。
ダンジョンでは、魔法を習得できるスクロールを運よく手に入れることができ、俺は新たな力を得て躍進した。
様々な国と街を行き来し、冒険者ギルドの依頼をしている割には運悪く彼女には会えなかった。
ある時、指名依頼も落ち着き故郷である街に久しぶりに向かった。




