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第3.5話「桃源郷、理想郷」

「おかえりなさい、セシル・レッドフォード」

あの後、結衣花と唯寧を家まで送り届け、学校へ戻り、生徒会室へと向かった世知が扉を開けると、そこには星羅と亜人がいた。

「………なんでいんの?」

「あんなに遠くまで人間の相手をされるなんて、セシル・レッドフォードには脱帽です」

「なんでいんのって聞いてんの」

「僕は生徒会会計補佐兼副会長代理なんですから、いても不思議ではないでしょう」

「今まで来たことなかったのに?」

「心外ですね。この部屋、授業をサボるのにちょうどいいので何度も使わせていただいているんですけど」

「おい、いいのか担任教師」

世知は星羅との会話を諦め、亜人へと声をかける。

「いいんじゃね?知らね」

「亜人はそこの生徒会長と違っていい人ですね」

「お前らなんなの………?」

珍しく、世知が振り回されていた。

「それより、僕は貴方を説教するために待っていたんですよ、セシル・レッドフォード」

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