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『ハズレ魔法』空気使いの三男坊  作者: エア・ラビット
零章 ヴィアベル家に嫁ぎます
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0話 16歳の誕生日

今回は短いですが次回からは長文になるのでご期待を

俺は転生して公爵家の三男坊になったようだ。

なぜそんなことが分かるのか。

それは俺が5歳児位の体系になっているからだ。


ちなみに全身包帯グルグル巻きである。

なぜそんなことになっているのかというと簡単だ。

俺の今の体に入っていた子供が兄に虐められていた際に頭に瓶を落とされたのが理由だ。

その時にこの体の前の持ち主は死んでしまった。そこに俺が乗り替わったのだろう。その時の記憶が残っているが結構可愛そうである。少なくとも現代社会では速攻捕まって少年院送りにされるほどのいじめだ。


ちなみに俺の今の名前はレオナートだ。家の名前はバステリオ家。貴族の中でも一番位の高い公爵家だ。

そう聞くと嫉妬されるかもしれないが、扱いはグリム童話のシンデレラのようだ。

つまり親からも兄弟からも疎まれているということだ。

シンデレラと違う点があるとすれば雑用押し付けられないかわりにサンドバッグ代わりにされていることぐらいだろうか。


親は俺が虐められていることには特に不平不満があるわけではないようだ。ただ昔一度顔に傷をつけられたときは兄が母に俺が婿入り出来なくなったらどうするのだと怒られていた。俺は日本では成人していたので耐えられるだろうが生まれてまだ5年しか生きていない子がこの環境に置かれたら狂ってもおかしくないだろう。



その上更に虐めが発展したのだ。その理由は俺の魔法の適正にある。

適正とはその者が一番得意とする魔法の属性なのだが俺は空気だった。

貴族とは生まれ持って莫大な魔力があるもので勿論俺には魔力が異常なほどにあった。

だが、適正が空気だ。この世界では火属性などといったほかの魔法が重視されていて俺に適性がなかったことで上二人の兄貴のいじめが発展した。





そして今日は俺の16歳の誕生日にして辺境に領地をもつ公爵家の一人娘への嫁ぐ日だ。




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