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05 コウノトリ
想像を創造しています。
「コウノトリの歌」
それは昔からある歌。
連綿と受け継がれた、コウノトリの歌。
★
コウノトリよ、コウノトリ、
とんでお帰り、おまえのうちへ
おまえのかみさん、巣の中で
四羽の子供を寝かしてる。
一番めはつるされる、
二番めはあぶられよ。
三番めは焼き殺されて、
四番めはぬすまれよ!
★
四羽の子供、その仕打ち、
酷い言葉は彼等を怒らせた。
仕返しをさせるほどに。
コウノトリは運んでいく。
歌わなかった者のところには
元気な赤ちゃんを。
歌った者のところには
死に絶えた赤ちゃんを。
「わんぱくな子が歌う」
ふとみるとコウノトリがいたから、
ぼくはうたってやったんだ。
コウノトリのうたってやつを。
べつに、やつらなにもしてこないよ。
コウノトリがあかちゃんをはこんでくるって?
そんなのめいしん、つくりばなしさ。
となりのいえのおじさんがいってたんだ。
だからコウノトリをみると、ついうたってしまうんだ。
うそつきめってきもちでね。
歌の部分はものによって様々。
一例>
コウノトリ、コウノトリ
一本足の立ちんぼう
おかみさんは、巣の中で
四羽のヒヨコを抱いてるが
一ばんめーは、しめられて
二ばんめーは、なぐられて
三ばんめーは、丸焼きで
四ばんめーは、むかれるぞ




