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20 雪の女王 六番めのお話 ラップ人のおばあさんとフィン人の女
今回は一つ。タイトル除けば、ぴったり200文字。
「フィン人の女」
全てのものに打ち勝つ力、
十二人力になる力、
そんな力をやることはできない。
それはすでに持っているからだ。
おまえにはわからないの?
どんな人間でも、どんな動物でも、
あの子を助けずにはいられなくなる。
だからこそ、はだしでここまで来れたのさ。
おまえにはわからないの?
清らかで、罪のない子供だから、
大きな、大きな力が、
あの子自身の心の中にあるのを。
だから、大丈夫。
きっと、大丈夫。
力はあるんだ。あとは試すだけさ。
今回の詩は、フィン人の女がトナカイに話しかける場面をもとにしていますが、会話の内容は少し変えています。
ラップ人のおばあさんの詩を書かなかったのは、そこまで話が広がっていなかったからです。内容としては、フィン人の女を紹介することくらいだったので。




