プロローグ 英雄誕生!? 後
今回のは前回より長いです!試行錯誤して自分なりに面白くかけたと思います!
皆さま楽しんでくださいませ(笑)
そっか…思い出した、俺死んだんだっけか、でもだったら可笑しい…なんで俺生きてんだ?
確かに俺は車にひかれて死んだはずだ……………
駄目だ考えても分からない、ふぅ~ひとまずこの事は置いておこう…
先ずは状況確認だ‼
とりあえず場所は、辺りを見回したけど、近くに建物はなく、所々に岩場みたいなのがあり、かなり離れた所に森らしきものがあるだけだ!
持ち物は、リュック、携帯、腕時計、財布、音楽プレイヤーにヘッドホン、お茶と昼飯の残りのおにぎり2つにカロリースティックと受験道具一式か~! 「ん?奥になんか入ってる?」取り出してみると黒いシンプルなデザインの短刀だった、とりあえず抜いてみると刃の先まで真っ黒だった…「なんでこんなのが俺のリュックに⁉」
なんで持っているのか全く心当たりがないが、何があるか分からないので一先ず上着の内側のポケットに入れる!
このまま此処にいてもどうにもなんねーしとりあえずあの森を目指して歩いてみっか‼
…………………………………1時間後…………………………………
結構歩いたのにまだ森まで距離あるよ~!
足いて~! あの岩場で少し休憩でもしよ、ちょっと疲れたし!俺はとりあえず岩場一角に座り込む!「あ~疲れた~しばらく此処で休もう!」
ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!
岩に座った瞬間に何かが岩陰から何かが出てきた、咄嗟に俺は上着の内側のポケットに手を入れる!
「きゅう?」
岩陰から出てきたのは、白くて丸い兎らしき生物がでてきた!
「やべぇ~これなんなのかわかんね~!兎なのか?多分兎だよな」
「きゅきゅう?」
コイツよく見ると以外に可愛いな!ちょっと撫でてみよ!俺は兎らしき生物に手を伸ばす!すると
「ぎゅう‼‼」
「ゴフゥ⁉」
兎らしき生物は事もあろうに俺のみぞおちに体当たりしてきた!体がくの字に折れ曲がる‼
ドサッ
怒る兎らしき生物に地面に倒れる俺‼クソ、この兎擬き殴りてぇ~!だがここで殴ったら大人の威厳とか色々終わるのでとっておきの秘策を使う事にした!
「ホーラ、餌だよ♪おにぎり美味しいよ~」
とっておきの秘策それは……ただの餌付けだった!あんなに警戒している今、こんなので仲良くなれるわけないか~俺はもうほとんど投げやりだった!…………結果…………ものすごいなついた!
「きゅう♪きゅう♪」
「あれでなつくなんて、さっきまでの警戒MAX状態はなんだったんだ?最初からあれでいけばよかった」
さて、散々遊んだし、そろそろ行くか!
「じゃ~そろそろ行くわ!元気でな」
「きゅう?」
俺は森の方角に再び歩き出す!
テクテクテクテクテクテク
ぴょん、ぴょん、ぴょん、ぴょん、
あれ?なんかついてきてんだけど?
「なんでついてきてんの?」
「きゅう?」
駄目だコイツついてくる事に疑問を覚えてない!
仕方ない走るか!
ダッ‼‼
俺はいきなりダッシュする、いきなりの事に驚いた鳴き声を出す兎擬き!
「きゅう!?」
「はっはっは~!ついてこれまい!こう見えて俺は脚の速さには自信があるのだ‼」
「ぎゅう~うっうー」
ビューン
兎擬きのロケットダッシュの音
ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!
「ん?なっ、なに~!?」
振り返ると兎擬きがものすごい速さで突っ込んで来る‼
「まて!まて!まて!まて!まてぇー!!」
ドス‼‼
兎擬きが腹にめり込む音!
ドシャー
そして腹にめり込みにより吹っ飛び、地面に顔面から落ち滑る音!
………………………
再び、兎擬きに対面しつつ俺は観念して口を開く!
「たく、ついてきちまったものは仕方がないな」
ガシガシ!俺は頭を掻きながら言う!
「俺と一緒に来るか?」
「きゅきゅう♪」
兎擬きは嬉しそうに鳴き返事をする!
「これから一緒にいるなら名前ないと困るな、
ソラユキ
よし決めたお前の名前空雪だ‼」
「よろしくな❗空雪‼‼」
「きゅう♪♪」
こうして異世界初日に仲間が増えた!
この世界で1人と一匹は冒険に踏み出した!
どうだったでしょうか?まだ二話目なのでどうもこうもないでしょうが質は上がったんじゃないかな~と思います(笑)
まだ始めたばかりなので中々悩みましたが必ず完結まで書ききることを約束します。こんな私でよろしかったら応援してくれたら嬉しいです(笑)
次回は
主人公の紹介と
空雪の紹介編をしたいと思います!
よかったらコメントとかも宜しくお願いいたします!