表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
刃‐ブレイド 悠久ニ果テヌ花  作者: 秋久 麻衣
「介在と裂傷」
41/352

空っぽの手

あらすじ



 少年は暗い箱の中で、じっと待っている。何を待っているのか、段々と朧気になりながら。救済か負債か、そのどちらもなのか。

 しかし、少女にとっては簡単な選択でしかない。

 その熱を、失う訳にいかないのだ。

 Ⅱ


 いつも彼は寂しい笑顔を浮かべていた。それが寂しいと思えたきっかけは些細な事で、時々寂しくない笑顔を見せてくれたからである。じっと見ている内に分かるようになったのだ。寂しい笑顔と寂しくない笑顔、その違いも願いも。

 好きだ嫌いだという分け方では、どうにもしっくり来ないけれども、寂しくない笑顔の方が見ていて好きだ。何故だか安心出来る。寂しい笑顔は、どこかさよならを思い出してしまうような。

 だからという訳ではないけれど、手を繋いだり抱き付いたりというのはきちんと理由があっての事で。私的な理由もあるけれど、触れている時の方が寂しくない笑顔になりやすい気がする。

 だからこの時も、夢の中とはいえ手を伸ばしていた。あんな寂しい顔を見たら、夢だろうが何だろうが手を伸ばすに決まっている。だって、私は。







「うあ」

 短く唸り、その部屋のもう一人の主であるトワはうつ伏せのまま薄く眼を開ける。寝起きが極端に悪いトワは、ここからが目覚めの本番である。

 薄いベージュのワンピースを着たままであり、度重なる寝返りによってそれは皺だらけになっていた。このワンピースは半形状記憶加工がされており、手で鞣せばある程度の皺は取れてくれる。残念ながら、そう教えられた筈のトワはすっかり忘れていることだろう。

 当然のようにリオのベッドで休んでいたトワだったが、何度か頭を振り、四肢に力を込めて少し起き上がり、果たせず再びベッドに沈んでいった。いつもの光景であり、むしろ四肢に力が入っている分善戦している方である。手繰り寄せたリオの枕を抱いたまま、もぞもぞと不満げに動く。

「うう。リオ、リオー?」

 とりあえず名前を呼んでみるのもトワの常套手段である。この時に傍に誰かいれば何とかして貰うのだが、生憎と今は誰もいない。

 不機嫌メモリが音を立ててプラスに傾いていく中、トワはひどく緩慢な動作で上体を起こし、そのままベッドの上で座り込んだ。捲れたままのワンピースなど意に介さず、抱いたままの枕で涎を拭う。もっとも、うつ伏せ寝の弊害として、その枕には既にトワの涎が染みているのだが。しっかりと拭いておきながら、不快そうに枕をベッドに戻したトワは、手持ち無沙汰になったのかワンピースの裾を弄り始めた。

「眠い、お腹空いた」

 不平不満が次々と口から飛び出す。座ったまま眼を閉じ、身体をゆっくりと揺らしている。細身の身体が直接刻んでいくそのリズムは、絶妙な入眠効果を持って再びトワをベッドに沈めた。

 だが、倒れておきながらトワに眠る気はない。彼女にとっては、これも起きる為の立派な一過程である。もぞもぞと動きながら、トワは一際大きな欠伸をした。ベッド上で寝転がりながら背筋を伸ばし、やっとその眼をしっかりと開いた。

 むくりと起き上がり、ベッドの脇に移動していく。その動きは緩慢で、表情は暗いまま、不満そうに口を一文字に結んでいる。ベッドの脇に腰掛け、小さく唸りながら周囲を見渡した。

「リオがいない」

 その事実を再認識し、再び口を一文字に結ぶ。不機嫌極まりない様子だが、そもそも寝起きにリオがいる方が珍しい。つまり、この不機嫌顔もいつも通りのことではある。

 手櫛で寝癖をいそいそと直し、まだ跳ね返ったままの前髪は諦めてベッドから降りる。脱ぎ捨ててあったスリッパを足に突っ掛けて、ゆっくりと歩き出す。寝ても覚めても、彼女の目的は大して変わってはいない。

 その思いは実直過ぎるが故に、端から見れば歪な物に映るかも知れない。例えそうだとしても、彼女のやるべき事に変わりはない。

 不機嫌顔のままトワは部屋を出る。通用路を見渡し、そのままぺたぺたとスリッパ特有の音を響かせながら歩いて行く。

 寂しくて、それでも確かに温かい。そんな光に逢いに行く為に。







 《アマデウス》格納庫で、イリアは流れ出る汗を乱雑に拭った。if《シャーロット》の操縦席から降りたばかりであり、外したヘルメットはそのまま操縦席へ放り込んでいる。《シャーロット》含め、これらはまた直ぐに使うことになる。当然、フラット・スーツを着替えている暇は無い。情報を元にリオの現在地を割り出し、そこへ急行する必要があった。脱出装置を用いたと仮定しても、生命維持の所要限界はそう長くはない。どうあっても急ぐ必要があり、そうでなくともここは未だに敵地のままだ。

「ミユリちゃん、突貫で整備お願い。バッテリー交換、スラッグ弾とシャープナーの補充。予備バッテリーも携行するからそのつもりで」

 床を蹴りながら中空を横切り、格納庫の主であるミユリへと矢継ぎ早に指示を出す。スラッグ弾は携行している散弾銃に用いる弾丸で、シャープナーは投擲用のナイフだ。どちらも先程の戦闘で幾つか消費した。

「それはいいが、どうするつもりなんだ!」

 怒鳴りながらも、ミユリはテキパキと準備していく。

「リオ君を拾いに行く。ルートもプランも今から引っ張り出すから、固まったらすぐ伝えるよ。あと、リュウキのifも実働するから準備お願い。装備はいつもの奴、予備バッテリー付けといて。あと、は」

 言い淀み、じっと考える。頭に浮かんだ指標、その指示を出すべきか否か。予期せず訪れた難問に暫く無言のまま中空を漂っていたが、その答えは自らここへ飛び込んできた。

 同じように床を蹴り、慣性を用いて胸へ飛び込んできた少女を支えることは難しい。二人が縺れ合うようにゆっくりと回転する姿は、さながら恒星のように見えるのかもしれない。少女の身に着けたワンピースが無重力に晒され、ふわりと舞い踊る。

「リオがいないの。探してもいないし、聞いても答えてくれない。だから」

 そう言って少女は、トワは目線を逸らした。その目が捉えているのは他でもない。羽の造形が印象的な、ifではない何か。トワの最大の矛であるだろう《プレア》だ。主電源すら判明していないが、トワが搭乗すればいつでも稼働することが出来る。トワは暗に、あれを使うと訴えているのだろうか。

「リオ君は、今宇宙のどこかにいるよ。外で撃墜されたの」

 どう言うべきか迷い、結局はただの事実のみを伝えた。こちらにしがみついたまま、トワは戸惑ったように目を泳がせ、結局何も見ることはなく顔を伏せる。

「何を言ってるのか、よく分からない」

 絞り出すように呟いたトワの言葉は、感情的過ぎるが故に底が見えなかった。怒りや悲しみ、そんな単純な感情ではない。全てごた混ぜにした危険な色だと、今はそれしか分からなかった。

「今ここにはいないけど、リオ君は生きてる」

 理解を促すために、極限まで情報を削っていく。トワは顔を伏せたまま、身動き一つ取りはしなかった。重苦しい沈黙は、何よりも雄弁にその心を表していた。

「そう。なら」

 そう呟くと、トワはこちらを突き飛ばした。もっともそれは、中空で方向を変えるための手段であり敵意を込めた物ではない。だがそれでも、言いようのない寂しさが後に残る。そしてトワが飛びついた先は想像通りの場所、彼女の矛である《プレア》だ。

「待って、トワちゃん。今は出ないで欲しいんだ」

 そう、今は。リオの捜索を確実に行う為には、最低でも三機必要だ。それも足が速くて小回りの利く搭乗兵器が。一機目が私、イリアと《シャーロット》、二機目がリュウキと《カムラッド》、そして三機目が問題だった。

 この《アマデウス》には、これ以上の戦闘要員はいないのだ。アストラルとff、空間戦闘機《ティフェリア》が動ければ問題なかったが、まだ作戦行動が可能な程本人は回復していない。

 他のクルーもifは動かせるが作戦行動には耐えられないだろう。敵地の中をif単機で駆け回るのだから、相当な技量が必要となる。ここで言う技量は戦いの善し悪しではない。如何に素早く静かに動けるか。敵に発見されるなど論外であり、戦いが避けられぬ状況ならば一瞬で無力化する。そういった技量だ。

 だがしかし、それらの技量が無いというのならば。能力が尖っている者を採用すべきだろう。圧倒的に素早く圧倒的に強い。つまり三機目はトワと《プレア》、そう考えることも出来る。

 トワに戦いを禁じておいて、今は出て欲しいという論理もおかしな話だった。それを抜きにしても、まだ自分が何者かすら分かっていない少女を率先して戦場に引き込むなど、正気の沙汰ではない。

 だが、三機編成という条件を揃えて、やっと手が届くかもしれないのだ。形振り構わぬというのもまた事実だった。

「リオ君が生きているのは間違いない。でも、何処にいるのかは分からない。今は助けに行けない。でも、少しで良いから時間を私に預けて。私とリュウキとトワちゃんで探せば、きっと見つけられるから」

 トワは《プレア》の胴体部に降り、じっとこちらを見据えている。出て行こうと思えば、直ぐにでも《プレア》に搭乗出来る位置だ。搭乗されてしまえば、もうどんな言葉を用いてもトワを止めることは出来ない。

 そうなれば、もうその時点で全てが終わりだ。全員を助ける術は、それ程までに細く脆い。トワを見据えて、その答えを待つ。全てを決める一言を。

「……どうして」

 小さな声だったが、不思議と聞き取れる。トワは真っ直ぐこちらを見据えたままであり、表情には否定的な色が強い。

「どうして今じゃだめなの?」

 それでも、トワはこうして知ろうとしている。こちらも壁を蹴りつけ、トワの傍へと降りた。《プレア》の前で向かい合う。

「まだ敵に囲まれてるの。まずは逃げないと、捜索も出来ない状況でね。リオ君の位置も今から計算して割り出す。この広い宇宙の中を、何の指標も無しに探し回っても見つけられないし何より、時間が足りない」

 まず留意すべきは時間だった。こうしている今も、リオが生きているだろう時間は刻一刻と失われ、それらを元に戻すことは誰にも出来ない。

「難しくて、何言ってるのか分からない」

 それは本心から来る言葉なのか、理解したくないという意思表示なのかは分からない。だが、どちらにせよ伝えなければならない。

「今ここでトワちゃんが出ると、《アマデウス》自体が危ないの。トワちゃんは大丈夫かもしれない。リオ君も見つかるかも。けど、《アマデウス》はここで沈む。私一人じゃどうしようもないんだ」

 あまりこの言い方はしたくなかったが、一番分かりやすい言い方があるならばこれだろう。《アマデウス》自体を人質にしているような論理だが、突き詰めれば状況としてこれほど分かりやすいこともない。

 トワはぐっと押し黙り、かと思うと《プレア》の装甲へと寄り掛かった。額をこつりと装甲に当て、じっと考えている。

「私に時間を預けて。私にとっては、全員助けないと意味がないの。勿論リオ君も」

 本心であり、誓いでもあった。せめて自分の手の届く範囲では、手を伸ばせば届くというのであれば。

 トワはそのまま顔を伏せ、左手の薬指に通ったエンゲージリングに触れている。左手の薬指にそっと右手を当てている姿は、遠く離れてしまった彼に祈りを捧げているようにも見えた。

「納得できない。けど、イリアの方が正しいってことは分かる」

 どこまでもトワらしい、そんな答えだった。トワは顔を上げて、再びこちらに向き直った。

「だから、私は私をイリアに預ける」

 表情は暗く、未だ否定的な色は強い。それでも、トワは自分の理を曲げてこちらに通した。

「ありがと。絶対に、助けるから」

 その選択を無駄にする訳にはいかない。再び中空へ飛び出し、やらなければいけないことを頭の中でリストアップしていく。格納庫を出る前に振り返り、佇んだままのトワと既に作業中のミユリを視界に入れた。

「ミユリちゃん、追加でお願い。トワちゃんのフラット・スーツ着替えるの手伝ったげて。トワちゃんと《プレア》も出すよ」





 ※


 《アマデウス》医務室、そのベッドの一つを不本意ながら占有しているアストラルは、意外な来訪者に眼を丸くした。

「トワちゃん! どうしたのそんな格好で」

 いつものTシャツ姿でも、新しく買って貰ったワンピースでもない。操縦兵用のフラット・スーツを身に着けたトワが、にこりともせずに入ってきた。そのままずかずかと進み、アストラルの座るベッドに腰掛けた。トワは口を一文字に結び、俯いたまま床を睨み付けている。

 フラット・スーツを着用していると、否応なしに身体付きが目立ってしまう。トワの痩せた体型を見ていると、小柄なのも相俟って痛々しいとアストラルは思った。羽織る物でも着せてあげたくなる訳だが、どうもそんな空気でもない。

 アストラルなりに状況は把握しており、自分も出撃した方が良いのではと打診した後だったが、答えはこれだろう。フラット・スーツを着たトワを見れば、どんな話になったのかは容易に想像出来る。

「トワちゃんも探しに行くんだね。私も行きたいって言ったけど、ダメだってさ」

 人工血液と人工臓器の不適合から来る自然治癒の低下が、思っていた以上に身体を蝕んでいた。簡単に言えば傷の治りが遅く、中々塞がってくれないのだ。

 人工血液は半流動性固体、要するにゲル状に加工されている為、傷が塞がってなくともある程度は笑って過ごせるのだが。過剰な衝撃が加わるような事があれば話は別だろう。ff、戦闘機の操縦など以ての外。そこまで分かっていて尚、アストラルはこの捜索作戦に加わるつもりでいた。当然、イリアが許す筈もない。結局は待機を命じられ、渋々引き下がった後でもあった。

「何だか頭の中も胸の奥もむかむかする。嫌な気持ち」

 床を睨み付けたまま、トワはぼそぼそと喋り始めた。きっと感情の整理が付かないのだろう。無理もないとアストラルは考え、同時に答えがない事も悟った。当然のようにそこにあった日常、それが奪われた時の答えなどありはしない。アストラル自身も日常の取り戻し方など知らず、その感情に対処する為の術を持ってはいなかった。

 はっきりと分かるのは一つだけ。奪われた物は取り返すか諦めるしかなく、今のトワは取り返せる位置に立っているだろうという事だ。アストラルにとってのそれは、遠い昔にもう失われている。

「それはそうなるよ。大事な人がいなくなるかもしれないのに、そうそう落ち着いてもいられないでしょ。それだけじゃないよ? 人の有る無しや物の有る無し、やらなきゃいけないことにやりたくても届かないこと。頭の中はまともに動かないし、胸の奥は苦しいで散々だよ。そんな感じでしょ?」

 アストラルの問いに、トワはじっと考える。

「よく分からないけど多分そう。アストはどうしてるの? これは凄く嫌。何かはよく分からないけど、本当に嫌」

 トワは律儀に感情へ立ち向かい過ぎているのだろうとアストラルは感じた。心に向き直る事は大切でも、それに呑まれる事は良くない。人は感情を介して自分も他人も認識しているが、その根底は人には扱いきれない物が詰まっている。それを直接見たその時に、人は常識という概念を忘れてしまう。

 あくまでアストラルの持論だが、人と感情がうまく付き合うには、適当かつ偽善であるぐらいが丁度良いのだ。ただ、それをトワに伝える自信は無かったし、それが合っているのかも分からなかった。たまたま、アストラルはそれでうまく回っていただけなのかもしれない。ともすれば、トワにはトワの感じ方と回り方があるのだろう。

「うーん、そうだなあ。難しい事だけど、それはどうしようもないんだよね。今のトワちゃんのそれは、リオ君さえ戻れば何とかなるけど。これから先も色々な節目でそういう思いはするし。そういう思いに立ち向かうにしても諦めるにしても、受け入れないとどうしようもないっていうのは変わらないみたいだし」

 そう簡単に人の心や感情が制御出来る訳もない。だから。

「こーいう嫌な気分とか気持ちってのは、一生続いていく不治の病なのかもね」

 未だ人類の中で、この楔から解き放たれた者はいないだろう。どうしようもない事なのだと、そうトワに伝わってくれるかは分からないが。

「それじゃあ、みんなそうなんだ。リオも?」

 初めてトワが顔を上げ、こちらに目線を合わせた。

「そりゃあ、リオ君もそうだと思うよ」

 トワは自分の胸の辺りに手を触れ、神妙な面持ちで溜息を吐いた。恐らく、フラット・スーツ越しにエンゲージリングがあるのだろう。それに触れながら、トワはじっと考えている。

「そっか。それは、辛いね」

 そう言うとトワは腰を上げ、アストラルの方へ向き直った。

「もうそろそろ戻る。アストの話はよく分からなかったけど、ほんの少しだけ分かった」

 その答えにアストラルは満足そうに微笑んだ。少しだけでも分かって貰えたのなら、後は自分自身が解決するだろう。これは、その手の問題なのだから。

「うん、行ってらっしゃい。ちゃんと、みんなで帰って来てね」

 トワはこくりと頷き、医務室から出て行った。これで後はもう、祈ることぐらいしか出来ない。辛いが、他に何もやれることはないのだ。

 いや、あるにはある。ベッドの奥に隠してあるそれの感触を確かめ、そのリスクの大きさを考える。最後の手段として、幾つかの行動は起こせるだろう。

 密かに隠し持っている操縦兵用のフラット・スーツ。その感触が、手の平を通してやけに冷たく感じられた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ