表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
刃‐ブレイド 悠久ニ果テヌ花  作者: 秋久 麻衣
「困惑と黎明」
22/352

二つの微笑み


 その部屋は艦長室と銘打ってはいたが、実際は他の船室と大差なかった。もともと武装試験艦である《アマデウス》には、本来艦長という役職は必要ない。もっと穿ってしまえば、そもそも居住する必要もない。この《アマデウス》は、全てが急造で用意されているようなものだった。

 にも関わらず、この艦長室という空間は独自の空気を生み出していた。一言で言ってしまえば生活感がないのだ。

 綺麗に片付いてはいるが、部屋には変わったインテリアが置かれ、それぞれがそれぞれの色を醸し出している。ともすればただの不思議な空間で済むはずだが、この部屋には実体という物が感じられない。ただそこにあるだけといった、異質な空間だった。

 人の事は言えない。部屋の主であるイリア・レイスは、心のうちで嘲笑するしかなかった。それは他ならぬ自分自身に対してであり、この部屋の愚かさを誰よりも理解していた。

 一言で表すならば、空虚なのだ。意味があるようで、その実何もない。空っぽの存在が作り上げた虚構の城は、誰がどう見ても空虚でしかない。零から一は生まれない。

 リオの部屋は必要最低限の物しかない。その様相はこの部屋とまるで正反対であり、リオ自身が必死に生の自分をかき消すために築いた城壁なのだ。それは一見空虚だが、そこには生きた感情がある。この部屋とは本質が違う。

 イリアは、到底軍艦で使うとは思えないアンティーク物の椅子に腰掛け、じっと待っていた。その姿は、彼女のモデル体型と相俟ってどこか扇状的な雰囲気すら醸し出している。しかしイリア本人からしてみれば、その完璧な容姿さえ空っぽの自分を表しているに過ぎない。

 彼女はよくアイドル視されることがある。その容姿、才能が評価されてのことだが、イリア自身は妙に納得したものだった。偶像(アイドル)、確かに的を射ている。空っぽな自分の本質に、誰一人として気付きはしない。外側だけを見て、自分達の都合のいいように他人を形作るのだから、そもそも本質は関係ないのだが、と。

 空っぽな自分は、未だに過去の魂に報いてはいない。何でも出来たはずなのに、手の届く範囲すら守れない。そういつもの結論をイリアが算出した時、ノックの音が来訪者の存在を知らせた。

 特に答える必要もなく、その人物は扉を開けて入ってきた。クスト・ランディー、副艦長である彼女は、その部屋の空虚さも気にせず、一人用の黄色いソファーに腰掛けた。

「また沈んでるの? そんな事は考えても解決出来ないし、延々と嫌な自分がまとわりつくだけよ」

 座るや否や、クストは呆れかえった様子で指摘する。イリアはなんて事はない様子で、ただ微笑んで見せた。

「そんなあれじゃないよ、ただ夕飯のメニュー考えてただけだし。ほぼちらし寿司一択ってとこまで考えてたよ。他は……」

 目を細め、クストはじっとイリアを見据える。言葉に詰まったイリアは、罰が悪そうに目を伏せた。

「まあ、いいけど。私の前では自由にしなさいって言ったのは私だし。でも、大丈夫よ。本当に空になった人間は、最早悩まないし、顧みない。イリアは結局の所、人でしかないってだけで、私からしたらただの変人」

「えー、変じゃないよー」

 そう答えておきながら、イリアは屈託のない笑顔をクストに見せた。裏表もなく、ただただ嬉しいといった純粋な笑顔だ。クストもそれを受け、小さな笑みを浮かべている。クストはいつもこうやって、自分を笑顔にしてくれる。それはイリアにとって凄く有り難くて、大切で、恐い存在だった。もう死んで欲しくない。ただそれだけなのだ。

「さて、状況を整理しましょうか。まずAGS所属の私達は、上から偵察任務を受けて遺跡に向かった。今回の遺跡はクラスC。AGS、H・R。G。E双方にとって未開ってことね」

 こくりとイリアは頷き、続きを代弁していく。頭の中を切り替える。

「リオ君はその最奥でトワちゃんを拾った。遺跡の構造自体、話を聞いてると普通じゃないよね。要は、ただの一本道とトワちゃんが眠ってた小部屋しかないんだから」

 本来の遺跡はもっと複雑な地形をしており、大小様々な空間がある。そこに目的であるキューブ、BFSを駆動させるための重要部品がある筈だった。人類の手では模倣出来ない代物であるならば、先に奪うより他ない。

「トワを拾って脱出する最中にリオは襲撃を受ける。H・R・G・Eの仕掛けたブービートラップの類かと思ったけど、肝心のリオは違うと言ってるわね」

「遺跡の防御機構なんて聞いたこと無いけど、リオ君が違うって言うんなら違う気がするんだよね。トラップとか、リオ君よくお世話になってるし」

 クストが続け、イリアが答える。最適解答を導くための、最も効率的な方法だった。

「トワ自身がH・R・G・E、つまり敵側のスパイじゃないかって話もあったけど、どうもそんな感じじゃなくなってきたわね。いっそ、スパイだった方が気楽でいいわ」

「そだね。潜入するために、わざわざ遺跡から人が出てくるなんて洒落た出会いをする価値もないし。私達を探っても有益な情報はない。となると、本当に遺跡から出てきた事になっちゃう。医学的には人らしいけど、そんな訳ないよね。あそこの遺跡は、デブリが衝突して初めて存在が感知できた遺跡なのに。一体いつからそこにいたんだろうね」

 どう状況を見返しても、トワが異質な存在であることは変わらない。

「悪い子じゃない気がするけど」

「ね。悪い子じゃないよね」

 今はただ、敵ではないという事実のみが現実味を帯びている。トワに関しては、それ以外は全て分からないとした方がいい。

「ちょっと抜けてるけど、ただの可愛らしい女の子だった。でも、そうでない点が出てきてしまった。偶然こちらを見つけてしまったH・R・G・EのBS。その戦闘時にトワは無断で無理矢理出撃。敵ifを撃破した。尋常じゃない手段でね」

 クストはそう言いながら顔をしかめる。尋常じゃない手段、確かにあんな残骸を見せられては、そんな表情も浮かべたくなる。

 唇に一指し指を当てながら、イリアが続ける。

「分かっているだけでトワちゃんは《アマデウス》の下部ハッチの開放させ、主電源の抜いてあるメンテ途中のifを起動させた。そのまま外に出て、敵ifからの攻撃を回避して接近、よく分からない内に粉々にした。そだね、現実的に考えるならハッチをハッキングして、ifに工作して起動、敵ifに至近距離で指向性のある爆発物を使用して撃破って感じかな。でも、どれも違うよね」

 トワの様子から、そんな事をしているようには見えない。加えて、そんなことをする必要がない。そんな手間に手間を重ねるぐらいなら、他に手段などいくらでもある。

「トワが使用したifはシステム周りが滅茶苦茶になっていたようね。特に、BFSの周囲は回線が焼き切れて使い物にならないと。それは今回も同様みたいね」

 今回の黒塗りのBSとの戦闘でも、トワは出てしまった。そうならないように二重三重で手は打っていたのにも関わらず。

「そだね。BFS周りがごっそり。BFSってさ、遺跡の産物みたいなものだよね。それを遺跡から出てきた女の子が乗ってっちゃうと。まあ、偶然ではないような気がするよね」

 トワ自身の謎は深まるばかりだが、一切合切の常識を捨てればその答えに行き着く。

「そうなると、トワはリオが乗っていたifを選んだのではなく、BFSが使えるifを選んだってこと?」

「そうかもね。ここでBFSが搭載されてるのはリオ君のifだけだから。全部仮定だけど、遺跡の人間が私達以上にBFSを使って見せた結果かもしれないよね、これってさ」

 そして、ここでアストラルからの情報が生きてくる。

「AGSはその後、報告を不審に思って遺跡に部隊を派遣した。まあ、クラスCの遺跡なのに何もありませんなんて、隠し事してるように見えてもしょうがないかもしれないわね。ましてやイリアのやることだし」

「最後の余計だって。まあ否定は出来ないけど。AGSの部隊、恐らくは上層部直属の部隊はトワちゃんのいた痕跡、カプセルみたいってリオ君言ってたけど、それを発見した。ちょっとここら辺は読み違えちゃったね、もう少しそれらしい情報流しとくんだった」

 信用されていないのは百も承知だが、まさか部隊を派遣するとは思わなかった。そこまで余裕があるわけでもないと考えていたのに。その見通し自体間違っているのかもしれない。

「もうしょうがないことよ。加えて宇宙漂流してた民間人を救助って情報も裏目に出たわね。AGSは私達が何か、というより誰かを隠し持っていることを確信した」

「そして、ここからも仮定尽くしになっちゃうけど、派遣された部隊は報告後、追加で任務を受諾した。私達と、トワちゃんの調査をね。そして後を辿っていく内に、もしかしたら一回目のトワちゃんの戦いっぷりを見られたかもしれないね」

 クストが目を細め、小さく唸る。これから言わんとすることに気付いたのだろう。

「それじゃ、あの黒いのは」

「そ。あの黒塗りのBSは、AGSの部隊かもしれないね。あのステルス性能を駆使されたら、つけられても気付けないよ。ただ、向こうも肝心な所は見えなかったんじゃないかな。そこでH・R・G・Eの部隊にリークしてもう一度私達を襲わせた。これ無難に追い返しちゃったけどね。でも、ここで戦い方を見られたのはまずかったかなあ」

 全て仮定だが、そう考えると辻褄が合う。情報が漏れていなければ、あそこでH・R・G・Eに見つかることもなかった。

「なるほどね。そこで今度は先回りして《アマデウス》を奇襲した。未遂に終わったけど、随分と手を焼いたわね。こちらの手口が全部分かっていたのなら納得だわ。目的はトワのifへの搭乗ね」

「そう。こちらを追い込んで、トワちゃんの持つ力を推し量りたかったんじゃないかな」

 クストは溜息をつき、やれやれというように首を振る。

「なら、ほとんど相手の思惑通りね。面白くない」

「全部仮定だけどね。とりあえず、一回目のような破壊的手段は無かったけど、トワちゃんの出撃で大分敵ifが混乱してたよね。なんか変だ、なんか隠してるってことが確定したようなもんだね」

 つまり、次もあの黒塗りのBSは襲ってくる。推し量るだけか、奪取を試みるかは相手次第になるだろう。

「さて、これからどうするの? AGSに、面と向かって敵対するなんて自殺行為だけど」

「AGS側は何も言ってきてないし、暫くはこのまんまかなあ。とにかく中立セクションまで行って、《アマデウス》を修理しないと。物資の補給もしなきゃだし、ちょっと忙しくなるね。ああ、それと」

 散々こちらに鉄火を叩き込み、負傷者まで出た。その事を頭に入れ、にやと笑みを浮かべてみる。

「あの黒塗りは見つけ次第借りを返さないとね。借りっぱなしじゃ悪いもん」

 そう、魅惑的な表情を浮かべてイリアは微笑んだ。





 ●


 人は物事を決めていくのがほとほと好きなのか。広大な宇宙も例外ではなく、正四角形に切り分けられそれぞれ名前と番号が振られている。そうやってどこの宙域かを判断していくのだが、余程宇宙に精通していなければどこがどこかなんて分かりはしない。

 過ごしやすくするために、過ごしづらい世界を作ってしまう。どう歯車が狂えばそんな事態に陥るのだろうか。

 ポイント・アーバリオ8、H・R・G・E領内の宙域に黒塗りのBS、《フェザーランス》はいた。暗礁地帯に紛れ、暗号通信を終えたばかりだった。

 《フェザーランス》は中型のBSに該当する。ランス……槍という名前の割に流線的なシルエットを持ち、武器で表すなら洋剣の類が適切かもしれない。船体の後方にある安定翼が、丁度鍔に見えなくもない。

 一貫して黒一色に塗られたその船体は、真っ暗な宇宙において最も効率よく姿を消す手段でもある。特殊なコーティングを施されているため、ほとんどの光を反射せずに透過させる。さすがに視界から消えることは出来ないが、目視での発見を余儀なくさせる。静止状態であるならばカメラが捉えた映像では良いように補正されてしまい、発見できないからだ。

 加えてレーダー波も透過させ、熱源、空気を外部に漏らさないよう一体成形されたこのBSは、抜群の隠密性能を誇る。

 代償として武装が少ない点が挙げられるが、それでも専用の粒子砲、ガルアディスが四門ある。粒子砲にしては低威力だが、連射も効き構造も単純になっている。このガルアディスは独自設計により気密性が高められている為、熱や空気、粒子が漏れて隠密行動の妨げになることはない。

 その《フェザーランス》のブリッジでは、数人のクルーが各々の仕事をしていた。その中の一人、中央の艦長席に腰掛けている青年は、整った顔立ちをしていたがどこか薄ら寒い雰囲気を纏っていた。

 その近寄り難い雰囲気も慣れたという様子で、一人の男性が横に並ぶ。青年よりも年齢、経験共に上に見える強面の男だったが、立場を弁えた振る舞いをしていた。事実、強面の男、リード・マーレイ艦長補佐は青年、キア・リンフォルツァン艦長を一目置いていた。

 キアは横に並んだリードを一瞥する。リードか、と呟くと再び正面の広域レーダーに視線を向けた。

「通信は完了、傍受された気配もありません。キア艦長」

 キアは報告を受け、満足そうに頷く。

「結構、これで厄介事が一つ減ったな」

 了承と受け取り、リードはそのまま報告を続ける。

「補充要員については難しい、と。少々厳しいですね」

 その報告を受け、キアは広域レーダーから目を離した。目線を落としながら、艦長席の肘掛けをとんとんと指で叩く。リードはそれを横で見る。思案するときの、キアの癖のような物だった。

「そうだな。優秀な操縦兵だった。惜しいが、悔やんでばかりもいられないか」

 一定間隔で打たれる指のリズム、それを乱すことなくキアは続ける。

「部隊は四機編成を基本としたかったが。ブラボーチームは平常通り、アルファチームは三機編成で作戦単位とする。リード、伝えておいてくれ」

 キアはリードと目を合わせた。リードは心中を見透かされたような感覚を覚えたが、キアは目でどうしたと言っていた。

「了解ですが、次も仕掛けるつもりで?」

 リードは素直に思っていることを聞いてみた。

「状況如何ではな。不満か?」

 真っ直ぐ目を合わせたままキアは答える。

「任務は偵察であり、結果こちらはif一機と操縦兵一人を失いました。仕掛けるだけの実利がなければ、割に合いませんよ」

 リードは先程の、《アマデウス》との戦闘を思い返して発言した。リードはあの戦闘の意味はないと考えているが、キアは違った。

「あのifを見たか? 武装も何もないただの《カムラッド》。だが、あいつが出て場が乱れた。変質したと言ってもいい」

 追い込まれた《アマデウス》から出撃した、非武装の《カムラッド》。あれを皮切りに戦場は完全に混乱していた。ベテランと言ってもいい腕利きの操縦兵達が、揃いも揃って取り乱したのだから。しかしその混乱の範囲は限定的な物らしい。この《フェザーランス》のブリッジは、何も変わりはなかった。

「アルファリーダーも言っていましたが、どうも要領を得ない話です」

 肝心の操縦兵達が分からないと言うのだから、それが何であったかは想像すら出来ないとリードは考えていた。そんなリードに対して、キアは珍しく笑みをこぼした。

「リードはリアリストだからな。だが、BFSなんて代物があるんだ。何があってどう作用するかなんて分からないものさ」

 つまり、とキアは続ける。

「あのif。正確にはその操縦者こそ、上が求めるものなんじゃないかな」

 もっと穿てば、その操縦者の持つ力か。とキアは呟く。その力とやらを推し量るために、戦闘が必要になるかもしれないと。そうリードは解釈した。

「大体は理解できました。納得は難しいですが、攻めるべき理由はあるということですね」

 それなら異論はありません、とリードは言外に付け加える。それを理解したのか、キアは一度頷いて見せた。

「武装試験艦《アマデウス》。追い込むのも、撃破も容易いですが」

 広域レーダーに映った光点、《アマデウス》を示す光点を見据えながらリードは呟く。同じようにキアも広域レーダーに向き直り、すっと目を細めた。

「普通ならね。ただ、《アマデウス》にはイリア・レイスがいる。遠慮せず沈める気で挑まないと、逆にこっちが喰われかねない」

 リードも噂を聞いたことはあった。しかし先程の戦闘の事を考えると、どうも手強い相手には見えなかったというのが素直な感想である。

「イリア・レイスですか。面識が?」

「ああ、ちょっとね」

 リードは思わず身を引きかけた。キアの纏った空気が、一気に冷たくなったように感じたからだ。その表情をちらと見てみると、キアは綺麗な笑みを浮かべていた。

 確かな憎悪を滲ませた、とても冷たい笑みだった。






「困惑と黎明」

 二巻目となる「困惑と黎明」です。

 トワ嬢とアストラルの絡みは中々書いてて楽しい部分で、徐々に生き生きしていくトワ嬢は個人的に結構好きなんですね。

 そんな中戦闘シーンも頑張ってはいます。ちょっと分かりづらいかもですが、楽しんで貰えたらなあと。

 徐々に登場人物も増え、戦闘シーンも手数が増えていく訳ですが、なるだけ分かりやすく書いていきたいとは思っとります。

 二巻は特に、アストラルと《フェザーランス》組という重要人物が登場しました。ここら辺重要です、要チェックです。

 ちなみに補給に来てた《レファイサス》ですが、これリアルフレンドの考えた部隊なんですよ。言わばブレイド最古参組ですね。まあ、ちょっとした遊び心みたいなもんです。その割には、きちんとまとまっていると思います。うまく出来た感がある!

 まあそんな感じで、次回も楽しんで貰えたら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ