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刃‐ブレイド 悠久ニ果テヌ花  作者: 秋久 麻衣
「青嵐と窮愁」
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もう一人の少女



 貴方達はリリーサーとして、その役目を果たさなければならない。脳裏に刻まれた原初の言葉は、少しずつ掠れてはいったが。完全に消える事は、遂になかった。

 必要な事だから、それをやるだけ。観測とか、調整とか。そういう難しい事は全部任せて、ただ役目を全うする。

 でも、何を考えてこんな風に作ってしまったのだろう。命令した通りに動く人形が欲しいのならば、初めから意思なんて持たせなければいいのに。中途半端な自由や、選びようのない選択なんて。私に突き付けられても困るだけで。

 その光景は、一目であの少女の物だと分かった。自分が知っているあの少女よりも、少し大人しいけれど。同じように悩んで、同じように苦しんで。

 しかし、その記憶はあまりにも際限がない。得た先からこぼれ落ち、ばらばらになって消えていく。

 元々戦う必要なんてなかった。絶対数が少ないという事もあったし、反抗なんて物も起きない。それが、繰り返す度に変わっていく。そういう風に考えているのだとしても、こちらからして見ればたまったものじゃない。

 流れていく記憶が、頭の中を駆け巡っていく。その度に、記憶ごと消えてしまいそうになる。

 悲鳴と畏怖の声を浴びながら、延々と殺し続ける。そんな事を繰り返していたからだろう。自分の中のどこかが、致命的に壊れてしまった。

 自分は自由だと信じたくて。私のベースとなった人格が見た物を私も見たくて。初めて命令に背き、その街へと行ったのだ。

 そこで得たものは、きっとどうしようもなくくだらないもので。甘いパンとか、綺麗な石とか。本当にどうしようもなく、取るに足らない物ばかりがそこにあって。

 そのどれもが、私の持ち得ていない物だった。

 だから、命令に背いて。《プレア》と共にリリーサーと戦った。武器を構成し、家族に襲い掛かったのだ。フィルと《イクス》を斬った所で、メインサーバーから隔絶させられた。それでも戦い続けたけれど、結局終わりを変える事は出来なかった。

 世界を埋め尽くす程の黒い影を、初めて人と同じ立場で見た。とても怖くて、救いようのない光景だった事は覚えている。

「あれは、確か」

 どこかで見た事がある。しかし、自身の記憶を辿る前に次の記憶がなだれ込んできた。すぐに意識は同調し、自身の輪郭が消えていく。

 目覚めてすぐに動いた。《プレア》の説得によって《イクス》を従わせ、戦備を整える。と言っても、《イクス》は《イクス》の目的を達成するだけなので、私の言う事を聞く訳ではない。それでも充分だった。

 リリーサーの役目は、戦う事ではない。戦いは手段でしかなく、本来はそこにいる事が役目だ。だから、端的に言えば。リリーサーを全て追い払えばいい。誰よりも早く目覚め、そのろくでなしの作業に入った。十二名のリリーサー全てを、目覚める前に終わらせる。

 うまくいくと思っていた。けれど、そう簡単に事は進まない。今まで黙っていたあの人が、目の前に表れて。

 今度は、あの黒い影を見る前に潰えた。

「これ、は」

 《プレア》と《イクス》が、為す術もなく撃破されていく。戦いになっていたのは初めの方だけだ。途中から空気が変質し、文字通り二機は動きを止めた。棒立ちになった二機は、仲良く胴を射抜かれる。それで仕舞いだ。

 その殺戮を行ったプライア・スティエートは、見た事のない機体だった。あの《スレイド》とも違う。

 また光景が切り替わる。次に目覚めた時も、その次も。色々な事を考えては試して、その度に諦めてきた。

 手も足も出ないまま、あの人に穿たれて。繰り返す度に、やっぱりおかしくなってしまったフィルに追われて。フィルの新たな守人である《スレイド》に斬られて。

 諦めて、役目をまた果たすようになっても。やっぱり諦めきれなくて、また刃向かって。同じように潰えていく。

 そんな事を、何度繰り返した事だろう。もう、数える気も起きない。

 そうしてずっと、延々と繰り返されていく光景を見続けている。確かに気が狂いそうだった。

 それに、これを見たい訳ではない。これはあの少女の見てきた物だが。自分が見たいのは過去ではない。

 相も変わらず押し寄せてくる記憶の渦を頭から閉め出し、無理矢理足を進めていく。

 この空間で足も何もないだろうが、見えていた光景は少しずつ加速していた。これなら行ける。足を動かし、歩みを進め、それでも足りないから走り出す。途方もない程の時間を、文字通り駆け抜けていくのだ。

 どれほどの時間、そうして走り続けていたのだろう。空気が切り替わり、思わず立ち止まってしまった。映し出された光景は、あの少女と自分自身だ。そして、それを懐かしげに見守るもう一人の少女が、ゆっくりとこちらを振り返った。

「やっと……分かった。君がファルなんだね」

 灰色の髪に赤い目、透き通るような白い肌が特徴的な少女だ。瓜二つの姿で、その少女はこちらをじっと見ている。

 少し大人しげで、物憂げな雰囲気を醸し出していた。自分が知っている少女とは、大分違って見える。姿形は同じだが、随分と大人っぽい。

「ここで待っていれば、リオに会えるかなって。最後の我が儘ぐらいは、叶うものね」

 そう言うと少女は、ファルは寂しげに微笑んだ。トワもこうやって、寂しげに笑う事があるから。やっぱり、二人は同じ存在なのだ。

 ファルの服装を見ると、懐かしい格好をしていた。ボディラインをなぞる黒のカットソーの上に、白いポンチョ風ジャケットを羽織っている。アクセントに刻まれたスリットから、カットソーが見え隠れしていた。

 チェック柄のショートパンツを細めのエナメルベルトで固定しており、それは一見するとスカートのようにも見えるデザインをしている。

 膝上まである黒いソックスが、その細い足を覆っている。小さなつま先は、ベージュ色のブーティを履いていた。少しだけヒールがあり、女の子らしい造形をしている。

 ガーデンブルーでトワが着ていた服装だ。すると、こちらの視線に気付いたのか。ファルが少し照れ臭そうに口を尖らせる。

「これ、可愛いから。それに、私にとってもお気に入りの場所になったし。これぐらいいいでしょ」

 別に、誰も悪いなんて言ってない。ファルは少しネガティブな子なのかも知れない。

「うん、僕もその格好気に入ってるし。でも、どうしてここに?」

 そう問い掛けると、ファルはこつこつと踵を鳴らす。

「私の記憶は見てきた? あまり愉快じゃなかったでしょう?」

「見てきた。けど、途中からはあんまり。ここまで走ってきたし、見る傍から忘れていっちゃうし。でも、肝心な事は多分見た」

 ファルは頷き、こちらに歩み寄る。

「それでいいよ。多分、目覚めたらもっと忘れると思う。でもね、他でもない貴方には、見て貰わないといけないなあって思ったから。忘れても構わないけど、それでも」

 目を伏せ、忘れても構わないと嘘を吐いている。こちとらトワの嘘や演技をことごとく見破っているのだ。

「君の言う通り、殆ど忘れちゃうだろうけど。君と話した事だけは忘れない。だから、心配しないで」

 だから、そう言ってみた。偽らざる本当の気持ちだ。しかしファルは、不思議そうにこちらをまじまじと見る。

「……何さ?」

「ううん。貴方は時々、物凄く鋭いよね。いつもはふわふわしてるのに」

「ファルやトワも、そういう所あるけどね」

 そう返すと、ファルはむうと口を結ぶ。

「あのお馬鹿さんと一緒にしないで。私の方がずっと賢いもの」

 その物言いが既に賢くないけれど、それは言わないようにしよう。

「また、トワの中からこうして見守るの?」

 そう、思っていた事を尋ねてみた。ここは、そういう場所なのだろうか。

 しかし、ファルは首を横に振った。そしてやっぱり、寂しげに微笑む。

「私はもういない。あのお馬鹿さんを向こうに弾き出す為に、私自身を使ったの。後はもう、消えていくだけ。それでもこうして残っていたのは、最後に一度だけでもいい。ちゃんと、会ってみたかったから」

「……最後?」

 そう、最後とファルは呟く。そして、事態を飲み込めないこちらを置いて話を続ける。

「正確には、最後にして欲しいの。私の記憶を見たなら、分かると思うけど。私は何度でも繰り返す。こうして消えてしまっても、きっとまた目が覚める。でも、トワは違うの」

 映し出された光景を、懐かしげにファルは見つめる。トワと僕が出会って、話をして。悩み苦しんでいたとしても、それでもやっぱり幸せだったと言える光景を、じっと見つめている。

「あの子はね。本当に偶然生まれた、唯一のリリーサーでないリリーサーなの。貴方に呼ばれた私が、私を呼んだ貴方が。一緒に作り上げた、たった一つの願い」

 そう言って、ファルはふわりと微笑む。自分が好きな、あの笑い方だ。

「妹って言ったら、フィルに悪いし。娘って言うのは気恥ずかしいし。うん、やっぱり私なの。大分お馬鹿さんだし、恥ずかしい事を平気でやってたりするけど。やっぱりこの子は私。私の」

 たった一つの願い。そう、胸中で続けたであろう言葉を繰り返す。

「だから、これで最後にして。もう二度と、私を私として目覚めさせないで。リオ、貴方とトワが、この途方もない繰り返しを終わらせるの。それだけ伝えたくて、私はここで待ってた」

 嘘を吐いていればすぐに分かる。だからこそ、本気で言っていると分かった。この時間の連なりを、ここで終わらせて欲しいと。どうすればいいのかなんて分からない。きっとファルも分かっていないのだろう。

 それでも、自分が目覚めない事を最後の希望として。ここで消えようとしている。そんな事を、黙って頷ける筈がない。

 だから、僕はファルに向かって手を差し出した。

「一緒に行こう。言いたい事は分かったし、それが正しいっていうのも分かる。君が嘘を吐いていないのも、強がってる訳でもないのも分かる。でも、嫌なんだ」

 どうすればいいのかなんて分からない。でも、それがなんだ。絵空事でも夢物語でも構わない。今だけは、きっと真実に。

 しかし、ファルは首を横に振る。後悔も何もない、いっそ晴れやかにすら見える表情で。首を横に振ったのだ。

「貴方の決意や奇跡は、そう安くはないわ。だから、トワに届いたの。あの子一人だけを見て、救ってあげて」

「でも、それじゃ!」

 ファル自身は救われない。それが、たまらなく嫌なのだ。あの記憶を見てきたからこそ、一層強く思う。これが最後だなんて、あまりにも。

「本当はね、そう言ってくれるんじゃないかなあって期待してたの。期待通りに、私も救おうとしてくれたね。それで充分だよ。あ、でも。そうだなあ」

 そう言って、ファルは両手を広げる。そして、どこで覚えたのだろう。魅惑的な笑みを浮かべ、こちらを試すように小首を傾げる。

「最後に一回、抱き締めて欲しいかなあ。なんてね」

 そう、茶化すように言った。何が嘘で、何が本当か。手に取るように分かる。いや、微かに震えているその手を見れば、誰にだって分かる。

 だから、ファルが冗談だと両手を閉じてしまう前に。一歩詰め寄り、その小さな身体を抱き留めた。背中に触れ、引き寄せるようにして強く抱き留める。

「……あ」

 小さな吐息にも似た呟きが聞こえ、ゆっくり目を閉じる。灰色の髪が鼻先をくすぐり、懐かしい香りが広がっていく。

 震えたままのファルの手が、こちらの背中に触れる。ずっと一人で戦い続け、今一人で消えようとしている少女が、少しでも救われたと思ってくれるなら。

「思っていたより、ずっとあたたかいのね」

 そう言って、ファルは自分から手を離した。それに倣って、こちらも身体を離す。

「ふうん、言ってみるものね」

 そう言い放ち、ファルは照れ臭そうにそっぽを向く。

「それとも、貴方は誰にでも優しかったりするのかしら」

 かと思うと、そんな事を言い始めた。じとりと睨み付けられても困る。

「トワに怒られるから、誰にでもとはいかないかなあ」

 そう言うと、ファルはくすりと笑う。

「言っておきますけど。トワなら、相手が私でも嫉妬するからね。ずっと見てきたから分かるもの」

 うん、何だかそんな気はする。でも。

「トワも、ファルだったら渋々許すよ。僕も、ずっと見てきたからね」

 そう返すと、ファルは何かを思い付いたのだろう。にやと笑い、ぐいと一歩近付いてきた。

「そうね、じゃあ」

 こちらの首の後ろに両手を掛け、ファルが爪先で少しだけ立つ。そして、ぐいと引き寄せるようにして距離を一気に縮めて。

 頬に、柔らかな感触を覚えた。灰色の髪が視界の端に揺れ、再びその香りが周囲を包み込む。

 頬に口付けされた。そう気付いた時には、もうファルは身体を離していた。

「……え? あの」

 頬を抑え、困惑気味にファルを見る。そんな自分とは裏腹に、ファルはとても楽しそう笑う。

「トワも許してくれるのでしょう?」

 どうだろう、トワでもここまでやってこなかったから、ちょっと雲行きが怪しいかも知れない。

「本当はね」

 そう言って、ファルはこちらの唇に人差し指を当てる。

「こっちを奪いたかったんだけど、それはさすがにあの子でも怒るでしょう?」

 魅惑的な笑みを浮かべたファルは、そう言って人差し指を引っ込める。

 まあ確かに、夢の中とはいえファルに唇を奪われたと知ったら、トワがどんな事を言い出すか分からない。

「でも、あの子の方が恥ずかしい事結構してるし。おあいこって奴よね。寝てるのを良いことにくっついて、それに飽きたら指をかじり出すとか。私出来ないもの」

 その内容については非常に詳しく聞いた上で本人に問い詰めなければいけないような気がするが、それよりもこれだ。

「いきなりキスって、何で」

 その疑問が口に出る。すると、不思議そうにファルが小首を傾げる。

「いきなりじゃないよ? あの子と私は、結局同じなんだよね。同じ道を選んで、同じ間違いをして。そして……」

 ファルの身体が、淡い光に包まれていく。そして、それは周囲の光景をも包み始めた。

「……同じ人を、好きになるの」

 ファルは頬を赤く染め、少し困ったように微笑んだ。後ろ手に手を組んで、今更言わせるのかと言わんばかりに胸を張って。

 淡い光が、瞬いては消えていく。周囲の光景も、ファル自身もだ。

「待って、ファル! やっぱりダメだ、君も連れて行く!」

 こんな所で消してしまう訳にはいかない。その手を握ろうと手を伸ばすも、触れた先から消えていく。

「ううん。私、トワに怒られたくないもの」

 そう言って、ちゃんと微笑んで見せる。嘘も吐かず、強がりもせず。ファルは、本当にこれでいいと思っている。

「ファル!」

 触れられない。何も出来ない。だから、その名前だけを呼んで。

 淡く瞬いていた筈の光が急に輝度を上げ、暴風へと変わる。両足に力を込めても、耐えられる筈もない。吹き上げられ、一気に浮上していく。

「ファル……! く!」

 瞬いた光が消える。この空間ごと、ファルも消えていく。自分は何も出来ずに、その光景を見ているしかない。

 光の奔流が、全てを呑み込んで沈む。そこから追いやられるようにして、一息に吹き上げられていく。

「……お馬鹿な私をよろしくね、リオ。あれは、一人じゃ何も出来ないから」

 弾き出された意識が、閉ざされていくように元の形に戻っていく。その直前に。

 そんな言葉が、聞こえた気がしたのだ。





 ※


 彼は無事、この空間から出て行けた。随分と無茶な事をしたが、充分な結果を得た。

 ファルはくすりと笑い、無数の光と情報に変換されていく記憶を見る。記憶を見せるには、どうしても案内役が必要になる。トワがリオの記憶を見た時には、リオが無意識の内に案内をしたのだ。そして、その役目が終わったリオを、こうして引き込んだ。

 かなり危険な賭けだったが、成功すると思っていた。そして、その思惑通りに。リオは私の記憶を得た。

「貴方には、見て欲しかったから」

 身体が崩れ、意識も乱れていく。初期化が始まっている。いや、正確には初期化が再開されたのだ。トワを押しやったあの時点で、とうに限界を迎えていた。

 それでも、こうして記憶の水底にしがみついていたのは。もしかしたら会えるかも知れないという、淡い期待があったからだ。

 トワならうまくやる。そして、リオならそれを受け止める。そうすれば、もしかしたら。この領域まで来てくれるかも知れない。

 ずっと見ていたのだから、これぐらいの事は許されると信じたい。

 最初に呼ばれた時から、ずっと見ていた。私が表に出てしまえば、全て台無しになる。トワをトワとして定着させる為に、ずっと奥底からその世界を見ていたのだ。

 だから、トワが感じたように私も感じ取って。楽しい時は楽しかったし、嬉しい時は嬉しかった。傷付いた時は傷付いたし、つらい時はつらかった。トワと同じぐらい、私も苦しんで。

「同じぐらい……好きになったんだから」

 大丈夫、充分伝わった。充分返してくれた。リオもトワも、私の事を不幸だと憐れむのかも知れない。途方もない時間を戦い続けて、結局あの子は救われなかったのだと思うのかも知れない。

 でも、どうだろう。いつも終わりは苦しくて、ただただ泣いていたのだけど。

 今は、そうでもない。涙は流れているけれど、これはそう苦しいものでもなくて。

「最後の記憶がこれなら……私は、きっと幸せ者ね」

 次に目覚めなければ、これが私の最後となる。光に包まれ、記憶ごと身体が消えていく。それでも、抱き留めてくれた熱と、勇気を出した口付けだけは手放さずに。

 ファル・エクゼスは無数の情報へと還元され、ただの燐光となって暗闇に溶け込んでいった。

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