表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍塔への挑戦  作者: 大山鳥 鈴
Welcome Another World ?
2/15

翌日

「う~ん。ここは…」

光が非常に眩しく感じる。昼寝でもしていた感覚だ。

オレが目を覚ますとゲームとそっくりの世界が広がっている。。

(確かオレはギルドホールにいて……。というより一人でPCの画面見ていたはずだが。どういうこと?)

仰向けで寝ていたビルの下では叫んでいる多くの人がいる。

現状が全く以って理解不能。となると重要なのは仲間との合流であるとみた。


そこで<念話>。いうなればボイスチャットである。

で連絡を入れたのは同じ高校の同級生で〈神祇官カンナギ〉のSika。コール2回で出てくれた。

「よ~。Sika、今どこに…」

「ここどこ?」

「オレもよくわからんのだ。とにかくギルドホールへ集合。他のメンバーにも連絡しとく」

「Ok……」

あんまし乗り気じゃないみたいだな……。


数分後、全員と連絡を取りギルドホールに到着したSin。不思議なのは走っている感覚が在ること。

加えて、かなりの距離を爆走したにもかかわらず意気が上がっていない。やはりゲームで間違いない。

(……はずだ)


ギルドホールはアキバの南に構えている。外見は4階建てのビルの様。

これも通常通りで変わった点は見受けられない。

(ゲームのはず……。だよな)


中に入るとそこには数名のメンバーが先に到着している。

「やぁ、素晴らしきかな運営よ……。新拡張パックがこうもハイクオリティになっているとは知らなかったぞ」

「んなわけあるかい」

と<守護戦士ガーディアン>/<漁師>でメンバーのGekihaにそう突っ込まれる。

「現状は理解できてるのか? ギルマス」

「半信半疑でいいなら。言いますよ」

「言ってみ」


「これはそう。言うなれば、ゲームと現実の融合状態」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ