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ケース1-3 始点

何かノリで書いてたら寝ないで書いてました。

ホールの雰囲気がガラッと変わった。

私の一言が、こんな小さな世界だけれども、大きな歪みを生んだようだ。

私はこんな瞬間を待ち望んでいたのかも知れない。

はたから見れば私はとんだ狂い者かもしれない。

ただ見つけてしまった時点で、私の思考は既にずれているだろう。

人間というのは基本的に好奇心旺盛な生き物なのだ。

特に、『研究者』という生き物は。

それに、もうやってしまったのだ。

だからもう後戻りはできない、あとはただただ進むだけだ。

最終的にどうなろうが、それは私が選んだ道だ。

天才は常人に理解されないというが、私は違うと思う。

なぜならそのときは画期的で、すばらしいものも、時代と共に人々に認知される形で世の中に当たり前なものとして分解されていく。

それはつまり常人がそれに追いつく形で理解しているのだ。

このように、いつか私のやったことが遠い未来、いつかもわからない未来で理解されれば最高の結果だと思った。

私が気づいてしまった事実と、その結果何がもたらされるのか、それは最後を迎えてみなければわからない。

だが私は自分の研究成果を信じたい。

人間という種がもっとも自由に羽ばたける環境『ゲーム』という環境を。


 ○ ○ ○ 



「どうゆうことだよおい」

普段から悪乗りばかりしているディスが珍しく動揺しているように見える。

だが俺もディスの動揺振りを見て、さらに動揺したい気分になった。

『私はかねてより、人間の精神をデータ化し、意識を仮想空間にダイブさせる技術を。それで私はその技術を極秘に完成させた。今の状況はその技術を私が私的に使用し、このゲームのプレイヤーの意識をゲーム空間へダイブさせました。』

つまり、俺らは知らないうちに意識をデータ化された上にゲーム内にダイブさせられたと・・・。

会場内は大ブーイングに包まれていた。

『落ち着いてください。別に私はこの世界ゲームに永遠にあなたたちを閉じ込めておこうというわけではありません。あなたたちにはこのゲームの中でやってもらいたい、いややってもらわなければならないことがあります。』

ホール内のすべてのプレイヤーが静まり返った。

次にあの青年が言う言葉で、自分たちのすべてが決まってしまう、そう考えるだけで息が詰まる思いだった。

『あなたたちには、私を探し出して、『殺して』もらいます。』

「!?」

ホール内のすべてのプレイヤーがまたもや息を合わせてリアクションをとった。

『もちろんこのゲーム内での話しです。具体的には、これから私がこの世界の住人としてどこかで生活する私を探し出し、PKプレイヤーキルてください。殺し方などは一切問いません。もちろん、今ここで殺してもらっても構いません。』

最後の一言にホールの全員が殺気立った。

即時に魔法の詠唱が聞こえ出し、近接武器を持ったプレイヤーは舞台へと駆け出し、商業系プレイヤーは忙しそうに通話をしながら会場を出て行った。

「どうするよガレス。俺らもあの戦いに加わるか~って─」

さっきまで攻撃に走っていたプレイヤーの動きが急に止まったかと思えば、舞台からさっきまでたっていた青年の姿は既になかった。


 ○ ○ ○ 


ここから始まる。

後に、『ワールドリバース』と呼ばれるこの宣言と騒動によって、この世界は本当の目的のために動き出す。

こんな感じで行こうと思います。

このあとの展開はものすごく悩んでます。

しばらくは更新ないかもしれません。

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