表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

彼と彼女の変わらぬ朝


 はじめまして!初投稿です。

 誤字脱字や、読みにくいところはあるかと思いますが、

 これから頑張りますので、よろしくお願いします。    シズク


 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

                               

 ~登場人物~


 陽麻里(日和)・・・中学2年生。スパイ「シャドウ」の一員。

           明るくて、元気。ぎんゆりの幼馴染。


 悠里(銀百合)・・・中学2年生。スパイ「シャドウ」の一員。

           いつも冷静で無口。ひまりのブレーキ役。


 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★


 ずっと、願ってたんだ。


 また、会えるように。一緒に笑い会えるように。


 だから、私はこの組織にはいったんだ。願いを叶えるために・・・。


 ★第1話★ 彼女のお仕事

 

 ピーンポーン♪

 

 「ひまり・・・俺だ。」


 とあるアパートの部屋の前。1人の少年が、部屋の住人へと呼びかける。


 しかし、返事がない。


 「・・・はぁ・・・」


 小さくため息を漏らしたのち、彼はポケットから銀色の鍵を取り出した。


 ガチャガチャ・・・という音とともに、ドアを開く。そして、躊躇なく部屋へ入った。


 「ひまり、起きろ」


 彼が目を向けた先には、一人用のソファ。そこに、寝転んでいるのは茶髪の少女。


 「ん~・・・ぎんゆり?」


 床まで届く長い髪を左右に揺らしながら、彼女は身を起こした。


 「今、何時・・・?」


 「“ぎんゆり”じゃなくて、今は悠里。8時」


 時刻を告げた瞬間、それまでぼうっとしていた彼女の瞳が、くわっと開いた。


 「ちょっと!!何でもっと早く起こしてくれなかったの~!!」


 言うが早いか、そこらへんに転がっている制服を掴み、


 「後ろ見てて!こっち見るなよん」

 

 と、突っ立っている彼に声をかけ、超高速で着替えを済ませた彼女は、


 「ほひゃ、ひふよ~(ほら、行くよ~)」


 口にロールパンを詰め込みながら、彼の手をひいて学校へと向かった。


 彼の名前は、新井 悠里(あらい ゆうり)


 彼女の名前は、伊東 陽麻里(いとう ひまり)


 葉桜中学2年生にして、スパイ組織「シャドウ」の一員である。


 何故、彼らがスパイになったのか?


 答えはただ1つ。


 彼らには、会いたい人がいるからだ。

 


  



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ