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68:What’s your name?

「……なんか光ったァァァァァァァァァァ!!」

「やかましいわ。」


 一平ちゃんに頭を軽く叩かれた。

 ちょっぴり痛い。


「……で。何で光ったんだ?」

「さあね。」


 インプレッサの運転席に乗り込もうとドアノブに手を掛ける。


「………( ゜д゜)」


 プレアデスの動きがピタリと止まる。


「どうしたんだ?」

「ホントよ。どうしたのよ。」


 ぞろぞろと皆が運転席に集まる。


「ちょっとみせてみろ………って( ゜д゜)」

「どうしたのよプレーン……って( ゜д゜)」

「プレアデスどうしたの?…って( ゜д゜)」

「皆さんどうしたんですか?って( ゜д゜)」


 ( ゜д゜)


 なんでみんなこんな( ゜д゜)ポカーンとしているのかと言えば、答えは簡単。

 知らない少女が眠っていたのだ。


「・・・どうすればいいんや。」


 少女がぱちりと目を開け、蒼い双眼をプレアデスに向け、ニコニコと笑顔を浮かべて飛び出した。

 ちなみにプレアデスはドアノブに手を掛けていたのでどうなったかと言えば。


「グッハァ………」


 勢いがあまりすぎてプレアデスは吹き飛ばされたのだが。


「あ。やりすぎちゃった。」

「「「「何やってんの!?」」」」

「いってて……」

「主様!大丈夫ですか?」

「ああ。大丈夫だ。………(。´・ω・)ん?」

「どうしたんですか?主様。」

「( ,,`・ω・´)ンンン?主様ぁ?」

「はい!私はインプレッサです!」

〘Wait, that's not me!〙

〘そうなのか?〙

〘Yeah.〙

「インプレッサぁ……?」

「ええ。」

「にわかに信じがたいわね。」


 貴族ママ達がこそこそと話を始めていた。


「……まず、アンタが生まれた経緯を教えてくれないか?」

「私はGC8を媒介として出来た魔力生命体。それに、その媒体は特殊な物じゃないといけないの。」

「つまり、君はGC8っていうフィルターを通したことでできた知的生命体ということでおけまる?」

「おけまるです。」


 なんとなく理解はできた。

 ただ、GC8ってそんな特殊だったっけ。


「まぁ、いっか。君の名前は……インプレッサからとってレイサってのはどうだろう。」

「レイサ……いい名前です!ありがとうございます!主様!」

「主様は固定なのね。」

「はい!」

「しゃーない。」

「ちなみにレイサ、インプレッサに戻ることもできます。」

「なるほど。便利だな。」

「ですよね!」

〘Could I seize control?〙

〘怖えよ。なんだ。レイサを乗っ取るのか?〙

〘Absolutely.〙

〘お前はお前のままでいた方がいい。その方がお前のドライバーも喜ぶ。プレアデスもインプレッサそのものではないという事は感ずいているようだったぞ。〙

〘Really?〙

〘ああ。本当だ。〙

「レイサ。それじゃあ、一緒にラズヴィーチャ来てくれ。」

「え。」

「インプレッサで行くんだ。当たり前だろ?」

「( ゜д゜)ポカーン」


 にしてもふとプレアデスは足元からレイサを見る。

 長い金髪に蒼い瞳、40センチはあるであろうアホ毛。

 胸に黄色くSTIと書かれた上着に同じくSTIと書かれたスカート。

 靴は蒼いレーシングシューズ。


 ………なんかすごい犯罪臭がするぞ!?

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