目覚め⁈
処女作です。初めて投稿するので至らない点が多々あると思いますがよろしくお願いします。
俺の名前は鳴上雫中学三年生。
家は道場みたいなことをしている。
俺はとある夜、道場にある絶対に近づいてはいけないと言われていた部屋に間違えて近づいてしまった。
「うぅ〜眠い。トイレまで遠いんだよなぁ」
俺はこの時寝ぼけていて違う通路に入ってしまった。
「あ、やばい!ここには近づいちゃいけないって言われてた部屋の通路だ」
急いで戻ろうとした時、通路の奥の部屋から呼ばれた気がした。
「ん?なんだろう?」
気になってついつい部屋に近づいてしまった。
ガチャ
「閉まってるか…てっそんなこと言ってる場合じゃない父さんにバレたら怒られる!早く戻ら「カチャ」な…ん?空いた?」
扉が一人でに開き始めた。
「ギィギィギィー」
そこにあったのは月明かりに照らされて神々しいほどに光り輝く一振りの槍だった。槍を見た瞬間心臓が跳ね上がった。
ドクゥンドクゥン
「なんだろう?槍から目が離せない」
体が勝手に槍に吸い寄せられるように近づいてしまう。
ドクゥンドクゥンドクゥン
体が言うことを効かない。まずいと思いつつも槍に触れてしまった。スッ
「思ったより軽い?…!!バチッ」
一瞬心臓が止まり血液の流れまでも止まったような気がした。
「なんだろう?今一瞬体がおかしかったような気がする?…!ってそんなことしてる場合じゃない!漏れる!トイレトイレ!」
急いで槍を元の場所に戻した。すぐに部屋から出ようとして扉に寄った。一瞬また槍に呼ばれたような気がした。
「…気のせいだよな?まぁいいか」
急いで部屋から出た。近づいただけでも怒られそうなのに部屋に入ったなんて知られたらどうしよう
「…!」ガクガクガク
「まぁバレなきゃ大丈夫でしょ。そう思うしかない。うん」
そのままトイレに行き自分の部屋に戻りベットに入りそのまま眠りに着いた。
雫が槍に触れたその晩。某所とあるマンションの最上階で一人のとても美しい女性が微笑んでいた。
「ん?この反応は新しい子が目覚めたのかしら?…ふふふ」
その女性は世の男性ならば見惚れる程の美しい笑みを浮かべていた。