起きた
あれから一年マジで寝てた。
『起きてください』
(ん?あ、あぁ…寝てたんか…)
『はい、そろそろ出ても良い頃でしょう。』
(まぁ善は急げっていうしね、そろそろ出よう)
『少しの間苦しいですが我慢してください。
さて、まずは外を蹴ってください』
(え、蹴るの?)
『出るサインを外に出すのでね』
(ん、うーん…ちょっと悪いけど)
僕は言われたとうり外を蹴った。すると外から声が聞こえてきて、ホロウが指示を出してくれた。無呼吸になり苦しみながら外へと出た。
「うぁやぁあおあお」
あれ?声が変に出てしまう。
『赤ちゃんなので最初のうちはきちんと喋れません』
そっか、まぁ練習していこうか。
そんなやりとりをしていると
「やっと生まれましたね!元気な男の子ですよ!」
「あれ?この子泣かないけど大丈夫かな?」
「呼吸はしているようだから大丈夫でしょう」
あぁ、ここは泣いとくべきだったか。まぁ大丈夫だろう。
ガラッ!
「生まれたのか!?」
「はい、あなたのお母さん、頑張りましたよ!」
「あぁ…よかった…よかったぁ…」
「ねぇ……その子を私のところに…」
「はい、どうぞ」
「可愛いわ…あなたはセイラ、セイラよ…」
あぁ、なんて感動すr
『いきなりすみません、あなたの能力は王道となりました』
……はい?え、いや、なぜ今。てかなに?
『はい、この能力は王道中の王道の様な生活が出来る能力です。」
なんていう…変な能力、
『ではこれから頑張ってください。セイラ様。』
ほんと、調子狂う…
そんな会話をしている周りでは喜びの声が大きく響いていた。
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