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猫24匹目 NPCは羊モンスターの夢を見るか?

サブタイの意味が全くわからない人は、ブレードランナーでも検索してみてください。

まぁ、そこまで凝った内容でもないんですがねw

 目覚めると白い大理石の天井が目に入った。


 まったく見覚えのない天井というわけではないが、いつも見ている自室のアイボリー色の天井と違い大理石でできたゴツゴツとした天井だ。

 ここ最近はしばらく見ていなかったが、再ログインした時にそれ以前の場所と全く違うこの天井を見ることになるといった事態はいままで何度か経験している。


 少しぼぉーっとしながらだるさの残る上体を起こすが痛みは体のどこにも感じない。


 僕が目覚めたことに気付いた神官服の女性が駆け寄ってきて、どこか痛いところなどがないかを確認し神に感謝の祈りを捧げる。

 他のVRMMOほど画一的ではないが、その定形の文言を耳にして自分の状況を再確認する。


「そうか、僕は死亡したんだな…」


 のろのろと簡易の寝台の上で体勢を変えて腰掛け、自分の装備を確認する。

 多少の痛みはあるけど身につけていた軽鎧はまだ健在で、痺れた時に落としたはずのシルバーソードも鞘の中に戻っている。

 もちろん、両手両足は揃っており、目や耳などにも欠損はない。

 今はペナルティーでだるさが残り体の動きも鈍かったが、それ以外は問題がないようだ。

 女性神官に礼を述べてその部屋を出て、同じような扉の並ぶ廊下の先にある階段から上階に上がる。


 そこはドライの街にある神殿の中だ。


 神殿のリスポーン地点は大体地下にあり1Fに上がってみないとどの街の神殿かは区別できないが、フィールドで死亡した場合は最後に立ち寄った街の神殿にリスポーンする。

 今はドライの街を拠点にしていて最後に立ち寄ったのはドライの街であるから当然ここもドライの街の神殿なのだが、地下の蘇生部屋は静かでひんやりしていてどこか別世界のようで、上に上がってその様子を見ないと自分の位置を実感できない。

 地下は死亡して復活したプレイヤーと本当に死亡して動かなくなったNPCの死体しかないので静かだが、1Fでは回復魔法を受けに来たプレイヤーや礼拝に来たNPC、そしてここで働いている神官や護衛のための神殿騎士がいて、それなりの喧騒に包まれている。

 この神殿はドライの街のほぼ中央に位置していて、神殿からでて少し歩けば中央広場だ。

 僕はフラフラとした足取りで神殿を出て中央広場まで行き、ベンチの一つに腰を下ろす。



 そしてシステムウィンドウを開こうと右手を持ち上げ、そのまま押さずにゆっくりと下ろした。


 脳裏に浮かんでくるのは、死亡する前の情景…。







「撤退不可能なボスってことか?」

 まるでエリアボス戦の時のような半透明なバリアが周囲を囲う。

 これは罠にハマったなとその瞬間に思った。


 エリアボスは戦闘に入った時に参加者の脱出と不用意な援軍を避けるために周囲に半透明のバリアを張り戦場を隔離するが、通常フィールドに存在する他のボスがそのようなバリアを張るという話は聞いたことがない。

 徘徊型のボスはもちろん、位置固定のモンスターや以前のモンスター討伐イベントのボスでもそんな話は聞いたことがない。

 前回のモンスター討伐イベントで参加したレイドボスでさえ、常に出入り自由だったのだ。

 ダンジョンのフロアボスならそのような話は聞いたことがあるが、通常フィールドのしかもランダムエンカウントに近いボスがバリアを張るなんて信じられない。


「ともかく、いろいろと異常な事態なので注意してください。」

「うにゃにゃ?」『ちょっと大きくなっただけで、同じような赤いキノコじゃないの?』

「大きくもなりましたが、形状が違うでしょう?

 CKファンガスは紅テングダケでしたが、あれはカエンタケという違う毒キノコの形をしています。

 食べたらもちろん死にますが、触っただけでも毒に侵される危険なキノコです。

 そして柄にあたりそうな部分まで真っ赤なので、もしかするとどこを殴ってもオートカウンターが発動するかもしれません。

 解毒ポーションももう残り少ないので、一回攻撃する毎にポーションを使っていたらあっという間になくなりますよ?」

「にゃ? にゃ!」『でも攻撃しなきゃ倒せないじゃない? 行くしかないわよ!』


 僕の心配なんぞどこ吹く風と、たまみさんがTKファンガスに突撃する。


 対するTKファンガスもこちらの動きに気づいて、地面から足を引き抜きのっそりと踏み出してきた。

 その動きは遅く、たまみさんはおろか僕でも走れば逃げ切れそうな速度だったが、バリアがあるので逃げることはできない。

 それなりの足の速さのある遠距離職なら逃げ撃ちが出来るか?とも思うが、移動することが可能なタイプのボスである以上は動ける範囲が狭いので相手の攻撃手段によっては捕まってしまうだろう。


 そして、僕が心配したとおり、足のつま先まで全身毒々しい鮮やかな赤だった。


 たまみさんはその小さな体をさらに低くしながらTKファンガスに迫る。

 TKファンガスの枝分かれして上に伸びていた分枝が鞭のようにしなりそのうちの5本がたまみさんを迎撃すべく振るわれるが、たまみさんを捉えるためには速度も正確さも足りない。

 TKファンガスの分枝を掻い潜ったたまみさんの爪がその足に叩き込まれた瞬間、


 ブシュ!!

「ふぎゃ!!」『きゃああ!!』


 血が噴き出すように真っ赤な液体がたまみさんに降りかかった。

 CKファンガスの毒ガスとは違う形式ではあったが、やはりオートカウンターを備えているようだ。

 僕はそんなたまみさんにすかさずあらかじめ用意していた解毒ポーションを振り掛けた。


 僕は追いつけないまでももしものことを考えてたまみさんの後ろを追いかけていたのだ。

 魔法使い寄りとは言え魔法剣士である僕は近接戦闘を行うことができる。

 二本ほど分枝が僕を攻撃してきたが、なんとか回避することくらいは出来た。

 今の感じだと5本は無理だけど3本くらいまでなら回避できそうだ。


「あれ? 回復してない?」


 しかし、たまみさんの毒状態が回復していなかった。

 よく見るとたまみさんのステータスバーに二つのデバフアイコンが表示されている。


「猛毒と麻痺? オートカウンターで二つも状態異常をかけてくるのは凶悪すぎるだろう!」

 僕は麻痺で動けないたまみさんをさっと抱え上げてTKファンガスから離れながら、追加の解毒ポーションを振りかける。


 NEOでは毒にもいくつかの段階があり、段階1と2が弱毒もしくは単に毒と呼び、段階3と4が猛毒、5と6が激毒という呼び方をしている。

 段階7の毒は現時点での最前線でもまだ確認されておらず、猛毒も本来ならスーの街以降でしか目にしないほど難易度が高い。

 それに対応して解毒ポーションも段階があるが、ここで猛毒を食らうと思っていなかった以上猛毒を100%回復させる解毒ハイポーションは数本しか所持していない。

 段階が下の等級の解毒ポーションでも猛毒を回復させることは可能だが確率で段階を落とすことが可能という程度で、今スロットにセットしている解毒ポーションでは確率60%というところ。

 そして完全に解毒し切るまでには最低2本は必要となる。

 結局、いまのたまみさんの毒を回復させるのに3本使用した。


 また、麻痺については毒とは別に麻痺用ポーションが必要となる。

 麻痺自体は時間で回復するが、最低の段階1の麻痺でも3分間体の動きが通常の20%まで制限される。

 回避が命のAGI型はもちろん、VIT型のタンクでも一方的に攻撃される状態になるので、すぐにポーションを使って回復させる必要がある。

 幸いにしてNEOはソロプレイヤーでも活動できるようにクイックスロットにセットしてあれば自分に麻痺用ポーションを使用できるようになっているが、麻痺を使ってくる敵はドライの街周辺では北東の荒地にいる徘徊型ボス以外はスーの街以降に行かないと存在しない。


 当然、ドライの街周辺での活動を念頭に置いて用意した消耗品の中には、猛毒を100%回復させる解毒ハイポーションも麻痺用ポーションも入っていない。

 以前に購入してインベントリの奥の方に残っていた数本があるだけだ。



「魔法攻撃が通じるかを試します。たまみさんは囮として奴の気を引いてください。」

「にゃ!」『わかったわ!』

 手元にあった5本の解毒ハイポーションのうち3本と4本あった麻痺用ポーションをすべてたまみさんに渡し、二手に分かれてTKファンガスを牽制する。

 たまみさんは分枝が届くけれども余裕を持って回避できる距離を保ってゆらゆらとしっぽで挑発。

 僕は分枝が届きそうで届かない場所まで下がりながら、誤射してもたまみさんに当たらない位置をキープして詠唱を開始。

 7本もの分枝がたまみさんを狙ってするどく繰り出されるが、回避に専念しているたまみさんにはカスリもしない。

 カスっただけでも毒を食らうかも知れないという緊張感があるはずだが、それをこともなげにひらりひらりとかわした上で相手を苛立たせるドヤ顔を忘れないたまみさん。

 ムキになってたまみさんを狙う隙だらけのTKファンガスに僕の放ったファイヤジャベリンが突き刺さるが、


 バシィィィィ!!


 炎の槍は大きな赤いリングのエフェクトとともに弾かれた。

 それは属性無効の時に攻撃を弾く際に出るエフェクトで、赤いリングは火属性無効を表している。

 ダメージを表すパーティクルは全く出ていないことから、100%無効にされたようだ。


「火属性無効って、カエンタケだからか?」

 名前が炎っぽいからとはいえキノコなのに火が無効とはふざけた話だ。

 続けてウォーターブリットの魔法を撃ち込むと、今度はちゃんとダメージが通ってパーティクルが散ったが、水魔法がよく効いているとはいえ威力自体が小さくあまりダメージを与えることができなかった。

「水魔法はあまり上げてないんだよな…」

 僕の魔法で一番上げてあるのは火魔法の5で、中堅といったところ。

 NEOにおける魔法のランクの最大値は10と予想されているが、レベルによる上限が設定されているので現時点でのカンストのLv60魔法職でもランク8までしか使えない。

 一発の威力を求めて火の魔法を中心に上げたが、魔法剣士ならランク5もあれば立派な方だ。

 そして防御関連の魔法のために上げた土魔法がランク4あるが、その間を埋めるためにとっている水魔法のランクは2しかない。

「こりゃ、良く効く水魔法の初級魔法でちまちま削っても、土魔法で使える最大の威力のものを使っても体力を削りきるのは無理だな。」

 TKファンガスはボスとしての高いHPを持っているようで、今の魔法で与えたダメージはカスダメにしかなっていない。

 今の手持ちのMPポーションを全部使い切って全部魔法を当てたと仮定しても、半分も削れないだろう。



「だめですね、僕の魔法じゃ削りきれない…」

「にゃにゃ?」『それで、どうするの?』

「30分間しのいで離脱するしかないですかね…」

 NEOにおいてはエリアボスなどの離脱不能のバリアを張る場合においても、30分経過した後なら中からの離脱だけは可能となる救済措置が存在する。

 火力不足などでやられはしないけど倒せもしない状況で自死を選ぶしかないような状況を作らないようにどこかの人権団体がゲーム業界に圧力をかけたために、現代のゲームでは必ず取り入れられている方式だ。


「にゃー……」『逃げるのは嫌なんだけど……』

「力押ししようにもポーションが足りません。対策を用意するなりポーションを大量に買い込むなりしてからリベンジするしかありませんよ。助っ人を頼むのもいいかもしれませんね。」


 しぶるたまみさんが納得仕掛けたその時、TKファンガスがそれまでと異なるアクションを始めた。

 10本ほどの分子の先端を取り囲むように一箇所に集め、その中心に赤い球体を作り始めた。

 それは光というよりも液体であり、血のように真っ赤な球体がぐんぐんと大きさを増していく。


「何かきます、たまみさん、気をつけて!」


 ブシュゥゥゥ!


 破裂するというよりトマトを握りつぶすような音を立てて赤い球体が周囲に飛び散る。

 細かい雨のような雫になったそれはバリアの内側すべてにもれなく降り注いだ。


「うわ!」

「ふぎゃ!」『汚い!』


 それはどうやっても回避できるものではなく、僕もたまみさんもべっとりと赤い液体を浴びた。

 そして、当然のように猛毒と麻痺の状態異常に掛かる。

「全体攻撃まであるのか!」

 直接のダメージこそなかったが、ポーションの数が残り少ない僕たちにとっては致命的な攻撃だ。

 解毒ハイポーションを使いながらも、麻痺用ポーションはすべてたまみさんに渡したがゆえに僕は麻痺を治すことができない。

 さらに追い討ちをかけるように分枝の先端から赤い液体が弾丸のように撃ち出される。

 麻痺で動きが鈍くなった僕には回避する術はなく、その弾丸には物理ダメージがあるのに加えてさらに追加の猛毒攻撃も付随していた。

 その弾丸の衝撃と麻痺の痺れで右手のシルバーソードを取り落としてしまったが、今はまず解毒をしなければいけない。

 猛毒でぐんぐんと体力が減っていくが、解毒したとしても追加の赤い弾丸がさらに飛んでくるだけだろう。

 たまみさんは流石に赤い弾丸は回避していたが、また全体攻撃がくれば終わりなのが分かっているのか、TKファンガスに向かって突撃していた。

 瀕死を示す赤く染まった視界の中、たまみさんの一撃で大量のダメージパーティクルが飛び散り、同時にオートカウンターの赤い液体のしぶきが舞う。



 麻痺を受けながら強引に放った二擊目のダメージパーティクルが舞い散る中、たまみさんの少ないHPが猛毒に削られ、光となってたまみさんが消える。



 僕もまた猛毒によってあっという間にHPが尽きて光とともに死亡した。

 死ぬ寸前に視界の端にいつか出会った狐のNPCを見たような気がしたが、死んで消えゆく僕にとってはどうでもいいことだった…。






 そう、僕が死亡する前に、たまみさんもまた死亡したように見えた。



 NEOにおける一つの疑問として、NPCは死んだら生き返るのか?というものがある。


 実際のところ、強烈な犯罪ポイントを貰いはするがNPCを殺害することは可能である。

 街中で殺人事件を起こすことはできるし、冒険者NPCをPKすることもできる。

 また、過去にあった戦争イベントではNPC兵士を殺すことが出来るのはもちろん、指揮官クラスのNPCにも死者が出ていた。


 そのNPCが生き返ったか?といえば、厳密にはノーである。


 戦争で死亡した指揮官である第3騎士団長や敵国の戦士長も死亡したままであるし、兵士や殺された町民、PKされた冒険者NPCも同じ人物が生き返ってくることはなかった。

 第3騎士団の団長は違う人物が就任したし、殺された町民も少し違う人物がその職を継いでいる。

 結局同じ人数が穴を埋めているんだから生き返ってるも同然だという人もいるが、やはり違う人間に置き換わっているのだから生き返らないという人もいる。


 では、たまみさんはどうなのだろう?


 プレイヤーであればデスペナルティーが付くだけで復活する。

 だが、たまみさんの扱いはNPCだ。

 イレギュラーなことだらけだったとしてもNPCとして扱われているなら、復活するのだろうか?


 NEOではNPCもフレンド登録できるが、フレンド登録していたNPC冒険者が死亡してリストから消えたという報告が過去に出ている。

 おそらく、フレンドリストを見ればたまみさんが生き返ったかどうかがわかるだろう。



 でも今はそれを確認するためにシステムメニューを開く勇気がでない。



 一度は寿命で死別しながらもゲームの中で復活し、しばらくともに冒険していたたまみさんとふたたび死に別れることに僕は耐えられるのだろうか?

 広場のベンチにぼんやりと腰掛けながら、システムメニューを開こうと右腕を持ち上げては開かずにそのっまま下ろすという動作を先程から無意識に繰り返していた…。




 不意に視界の端にボイスチャット要請のアイコンが光り、呼び出し音が鳴る。


 僕は呼び出してきた相手の名前も確認せずに半ば無意識にボイスチャットを許可した。


『まったく、頭にきちゃうわね、あのキノコ!』

 それは翻訳機から聞こえてくるたまみさんの声にそっくりだった。


「あ、あれ? 無事だったんですか、たまみさん?」

『無事じゃないわよ。やられちゃったじゃない!』

 ボイスチャットの相手はたまみさんだった。

 しかし、今まではボイスチャットではにゃーにゃー猫の鳴き声が聞こえていたはずだが、いつの間に翻訳機の性能が上がったのだろう?

 もっとも、猫の鳴き声でもたまみさんのものだったら僕にはなんとなく意味が分かっていたので、それほどの違いはないのだったが。


「ははは、とりあえず元気そうで何よりです。」

『元気じゃないわよ! 体が重いし、気分が悪いし。とにかく今すぐリベンジに行くわよ!』

「残念ですが、しばらくはデスペナルティーでステータスが低下してます。

 消耗品を補充しなければいけませんし、ポーションも高性能なものを数揃えなければいけません。

 TKファンガスを倒すつもりなら、もう少し対策も考える必要が有るでしょうね。」

『なんでもいいから、とにかく準備しなさい。このままじゃ腹の虫がおさまらないわ』


 いつもと変わらないたまみさんの声を聞きながら、張り詰めていた緊張の糸がほぐれるのを感じた。



 さすが、たまみさん。

 NPCという立場でも平気で生き返ってくることに、僕はほっと息を吐いた。






 ただ、僕はこの時知りようがなかったし、たまみさんも文字が読めないため気付かなかったことがある。


 たまみさんの過去ログの中に『残り魂:7』の表示があることに…。


一つの大きな伏線のところまでやっとたどり着きました。

ま、やられるなら無双じゃないじゃんという意見もあるかもしれませんが…



評価をひとつとブクマをいくつか頂き、やっと50pを超えましたね。

PVもやっと5000を越えたところ…(まだまだですがね

これを励みにもう少し頻繁に更新しなきゃ伸びないんでしょうが…

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