Snow・Story
これは小説ではありません。わたし個人の体験や感想を元に作った歌詞です。
なのでところどころ<a>や<1a>という表記がありますがこれは順に説明すると、
a=Aメロディ
b=Bメロディ
s=サビ
大s=大サビ
1=一番
2=二番
となっています。従って<1a>は一番のAメロディです。
そこをご了承の上で閲覧してください。
雪の日に僕らは出会った
一人ぼっち凍えてた僕に
優しい君は立ち止まって
マフラーを巻いてくれたね
1a
あれから半年が過ぎ去った
君はもう僕のこと忘れただろう
だけど僕はあの日から
ずっと君にお礼がしたかった
やっと見つけたんだ優しい君
僕は初めましてと頭下げ
はにかみながら君を見た
あのマフラーを握りしめながら
b
君は不思議そうな顔をして
首をかしげて呟くんだ
「何処か会ったことあるよね」
心臓が静かに動き出した
s
これはいけないことですか
罪人の僕が可憐な少女に
恋心を寄せるなんて
許されてはいけませんか
僕の願いはただ一つ
君にお礼をすることだけだった
それ以上は望まない
なのに僕は偽りを重ねた
2a
あれから僕らは仲良くなり
幸せな時はいくらか続いた
だけど僕はわかっていた
近いうち終わりが訪れる
b
君は不安そうな顔をして
僕を見つめて呟くんだ
「何か辛いことでもあるの」
僕は答えられない
s
これはいけないことですね
君は悲しむと知っていながら
僕の我儘に巻き込んだ
許されるはずかなかったんだ
いつまで君を欺くのか
その答えはついに見つからず
タイムリミットは迫り来る
冬がまた訪れた
大s
ごめんねと胸の中で
何度も繰り返し続けた
夢の中の君はいつも
笑いながら泣いていたよ
s
「好きです、あの日からずっと」
雪の日ついに僕は告白する
わかっているんだだけど僕は
言わずにはいられない
僕はいけないことをしたよ
君は涙を頬に伝わせる
手を伸ばして拭ってあげたい
けどそれすらもう
ごめんねと口を動かすけど
声はもう出せなかった
僕を抱きしめる君は
何て言ったの?
僕は雪に溶けゆく
静かに消えゆく
人じゃない僕の
猫の末路
去年の二月頃に書いたものを今投稿するという謎行動です。ストーリーのある歌詞が書きたかった、ただそれだけ。
若干の季節外れ感がありますが、お気になさらずに。
ある読み切り漫画を小学生の時に読んだらすごく感動して、涙が止まりませんでした。その作品が春だったのに対しこれは冬ですね。特に意味はないです。ただあの時の感動を思い出しながら書いてみました。内容も少し似ているかも?
段々歌詞投稿も増えてきましたね、成長する兆しが見えませんが。
そんなわけで、もし何かありましたら感想等よろしくお願いします。
2015年 5月18日 春風 優華