野生生物失格
こんにちは。野性生物として生きていく自信のない男・巨大棒です。
これまでの人生で、三回ほど路頭に迷い、それでもなんとか生計を持ち直したり、人と接するのが嫌になり、某山をさ迷い、朽ちかけてる炭焼き小屋に不法侵入して、ウサちゃんや蛇さんを焼いてカロリーとして、一ヶ月ほど暮らしてたこともあったのですが、そんなサバイバーな暮らし、もうする自信がありません。←別にしなくていいのか?
鼻がすこぶる、不調なんですよ。
もともと鼻声で、南河内の田村正和と呼ばれていたとか、いなかったとかいう噂もあったんですが……。
どうやら、蓄膿らしいです……。
うっそ〜ん。って思えるくらい長い器具を鼻にINされて、膿をとらないといけない身になりました。
鼻が利かないということはですね、野生生物として、ジ・エンドですよ。腐ったものを選別出来ないわけですからね。
皆さん、どれくらい、愛する人や、まあ、愛してなくてもいいですけど、アソコをクンカクンカしますか??
臭いというのも、中々の性的な興奮要素ですよね。性的な意味以外でも、生物的な機能の中ではハイクオリティーなものの一つですよね。個体識別や、そこまでいかなくても、敵意の有無や発情の有無を認識したり、さっき言った、食べていいものかどうかの判断材料にもなります。
豆知識ですが、どうしても吠えてくるバカ犬がいたら、勇気をもってケツを犬に向けてみてください。犬は、アナルの臭いをクンカクンカすることで、個体を認識します。それで敵意がないことを理解し、おとなしくなります。…………ま、嗅がれても敵意を感じたら、臀部に一撃をくらうんですけどね………うひゃひゃひゃひゃひゃ
そういえば前兆というか多少自覚はありましたよ。
エロライターで稼いでたころ、個人だとギャラが高くなって仕事減るんで、知り合いと事務所作って編集プロダクションを手掛けてた時期があったんですが、その事務所を都内某所のビルに構えまして……そのビルには、老舗のブルセラショップがあるという中々パラダイスなロケーションでした。
しかも、まだバブル期の頃で、「ブルセラって何?」という時代です。
で、意外なことですが、エロ本をメインに作ってたんですが、それでも出版業界にかじりつきたい婦女子もいまして、私の事務所でも、女の子雇ってました。
その娘、ことあるごとに事務所移転をしたがったんですよ。
最近まで、私はてっきり、自分がパンツ売りに行ってると誤解されたくないからだと思ってたんです…。パンツ脱がした写真並べて世間様に晒す為の仕事してるくせに何言ってやがんだ………みたいな。
今思えば……、中古下着の臭いが立ち込める雑居ビルに勤めるのが嫌だったんですね。
私は、シミの着いた大量のパンツがある部屋の前を歩いても、確かに臭いましたが、平気でした。←もしかしたら、嗅覚以外の場所がオカシイのかも?
あと、基本私は同棲できる人としか付き合わなかったんですが、(ま、既婚者となってからはそうも贅沢は言ってられません。←誰かと付き合う気かよ。)学生の時、どうしてもタイプの娘だったんで、親と住んでるけどその娘と付き合ったんです。
で、その娘の話なんですが、
あるとき、私の肌着に穴が開いてるのを見つけまして、私がそれを捨てようとすると、それを欲しいと言うんです。
私はすぐにピンときましたね。家に帰ってから、肌着をクンカクンカするんだと。なんやったら股ぐらにはさんで、家内製手工業、レッツ!マニファクチャリー!!←違うかも。
ま、とにかく、使いふるした私の肌着を胸に抱いて、その娘は家に帰っていきました。オカズにしたかどうかは知りませんが、ベッドにまでは持ち込んだことを後日白状させました。そして逆に、パンツ要る?とも聞かれました。
私はどーやらフェチズムに欠けるんで、全く興味沸かず、断ったんですが………
鼻がよければ、………欲しい!………と思ったのかも知れませんね。
愛する人の香りや記憶を、一人の時も感じていたい………そんなふうな発想も生じたかもしれません。
パンツは脱がす為の需要しかないという固定観念から羽ばたき、まだ見ぬパンツのポテンシャルを引き出せていたかも知れません。
人生観や人生も変わってたかも知れません。
ひょっとしたら、いい歳してエロくてバカな話ばかり書く変態ではなく、新潮45あたりで、国を憂いる論文書いてたかも知れないし、逆に、ハーレクイーンロマンスから文庫本出してるようになったかも知れません。……いや、そこまで人生捨てたくないですね(←失礼な)。
ま、それでも下着ドロの気持ちはわかりません。
とりあえず、治るものなのかどーか知りませんが、益々嗅覚は鈍くなっていくでしょう。
ただ………
強烈なマンコ臭がする娘のアソコでも、全く気にせず、乳製品が好きな犬のように舐め尽くせる私は、実の所は、あんまり不便には思ってません。