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11/25

もしかして幽霊?の話

あけましておめでとうございます。

昨年の目標は「入院しないこと」だった私。

ちゃんと目標達成しましたー!

やったー。

3年連続入院からは脱却。

一昨年は原因不明の腹痛で入院。

結局悪いところは無かったので、何で入院したか不明でした。


それなりに健康に過ごせたけど、去年も濃い1年でした。

色々なことがあったなー。

忙しすぎて、ここには載せなかったんですけど、とうとう幽霊を見たのではないか?疑惑が生まれたのです。

あれは11月のこと。

朝、会社に行くために歩いていた時の事です。

私は、無くしものが多いので有線のイヤホンでポットキャストを聴きながら通勤しているので、普通は声をかけられたりしないのですが、向かいから歩いてきたおばあちゃんに呼び止められました。

朝7時45分。

通勤通学の人が歩いている時間、あと10分で会社です。

「あのー」

目の前に立たれて、止まらざるをえない。

身なりは旅行者風。

黒く染めたショートカットの髪と、トレンチ風のコート。

お年寄りだから背は小さい。

「どうしました?」

「この近くに交番はありますか?」

明らかに駅方向から歩いてきたおばあちゃん。

「10分ほど戻ると駅なので交番がありますよ」

「?はぁ」

ピンときていない様子。

駅わからないなんて、観光客でもそんなんありえないと思うけど。


「じゃあ、このまままっすぐ行って10分くらいで交番ありますよ?」

「直進ですか?」

「直進です」

でも、帰りのバスとかほとんど無いし、朝はパトロールでほとんど不在だと思うけど。

とは言わない。

私も会社に遅刻しちゃう。

「わかりました」

おばぁちゃんはまっすぐ歩いて行った。

駅の方が便利なのに。

歩いている道は観光客があまり歩かない、観光地のない道。

だから、交番を聞かれたことが無かったので不思議に思った。


次の日は、仕事が遅くなった上、買い物をしたので荷物も多く、夜遅くなって街中のレンタル自転車で帰っていた。

自宅に荷物を置いて、自転車をポートに戻してから歩いて帰ろうと、裏通りに入った時だった。


住宅街は暗くて、自転車のライトが先を照らす。

「止まってぇ」

おばあちゃんが自転車の前に飛び出してきた。

長い髪を一つに結んだ白髪頭のおばあちゃん。

仕方なく、自転車を降りる。

「どうしました?」

「あの、この近くに交番はありますか?」

…デジャヴか?

生まれてこの方交番を聞かれたのは昨日が初めて。

2日続けて交番を聞かれる?

暗い住宅街は抜け道にすらなっていないので、徒歩の人も車の人も、近隣住民しか入ってこないところだ。

このおばあちゃんは何処から来たのか。

11月の夜、厚手のセーターにベスト、足元は靴下にサザエさんみたいなサンダル風の物を履いている。


「交番なら大通りに出てすぐですよ」

「大通り?怖いわ。1人で行けるかしら?」

暗闇で、隠れる場所もないのにお年寄りが飛び出してきたことの方が私は怖かった。

「すぐですよ」

「近いの?」

「はい」

このおばあちゃんが、刃物とか持ってたら怖い。

何故かそんなことを考えてしまった。

家はまだ先。

この周りには知っているお宅もない。


「それじゃあ、急ぐので」

怖いという気持ちが勝ってしまって、私は急いで家に帰ると、レンタサイクルを家の前に停めて2時間ほど家に篭った。

あのおばあちゃんにまた出くわしたら怖いもの。

さっきとは違う道を通り、自転車をポートに帰してから、急いで帰った。


という話を、近所の人とランチに行った時に話したら、「裏通りってどのあたりなの?」と聞かれたので、地図を見せる。

本当に家しかないし、隠れる場所もない。

「そこ、昔から出るって有名だよ」

昔っていつよ?

聞くと40から50年前からの話らしい。

…知らなかった。

はっきりおばあちゃんを見てしまったし、会話もした。

すると、別の人が言う。

「そんなにはっきり見たなら幽霊じゃないよ」

「よかったー」

「徘徊しているお年寄りじゃない?」

それはそれで怖い。

隠れる場所がないから、あそこにじっと立っていたことになる。


こうして、本当のことはわからない恐怖体験をした。

ちなみに、その道は今でも週に数回通っています。




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― 新着の感想 ―
どんな存在だったにしても毅然とした態度でどこまでもは助けられないと見せるのが大事、らしいです
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