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うおおお、俺はゴリラになっちゃったよ。これはどうなんですか? 哲学的にどうなんですか? ゴリラってめっちゃやばくね? 俺そうとうかなりやばい感じになってね?
一体どこの誰が俺を止められるんだ? 誰か俺を止めてみてほしい。このゴリラとなり最強となった俺を誰かが貶めてほしい。
「うほ!? うぽぽぽぽ……」
だがおかしいことに気づいた。
息ができない。
え、息ができないんですけど! そんなことありますか? なんで俺は息ができないんだ!? そんな頭のおかしいことありえるか? なんで人間だったときは普通に息ができていたのに、ゴリラになった瞬間息ができなくなるんだよ。もう本当にやばいよ、ガチで頭が壊れそうだよ。
「ごのあばばばっばば! ああばばばば!」
俺は溺死しそうになりながらも、最後の力を振り絞り変身能力を使った。
こんなところで俺は死ぬわけにはいきませんよ。絶対に駄目ですよ。俺は死ぬなんてこと絶対にあっちゃだめなんだ。俺は世界で一番素晴らしい人間なんだ。俺が死ぬということは世界の損失なんだ。だから俺は生き延びなければならない。どんなことがあろうと、生き残らないといけないんだ。
「へんしいいいいいいいいいん! 変身! 変身!」
念のため、俺は三回変身を唱えておいた。
変身とこれだけ叫んでおけば、多分大丈夫だろう。これ以上に悪いことになるわけがない。変身と三回叫んで、なんけ変なことになるわけがないんだ。それは本当のことなんだ。本当のことで誰にも変えられないことなんだ。だから素晴らしいことなんだよ。
「というか俺人間に戻ってる!? すごい、やっぱり人間が一番なんだ。ゴリラなんかよくわからない、人間の模倣品になるべきじゃないんだ。なんだよゴリラって。気色わるいな。マジで気色わるいんだが。もう俺死んだほうがいいのかもしれないな。でも死ぬのはよくないって結論を出した以上は、俺はもう死ぬわけにはいかないんだよな。ふぅ、落ち着け俺! おちちゅけ! おちちゅけよ! ちゅちゅちゅちゅ! おちちゅけ!」
もう俺は大丈夫、絶対に大丈夫だ。俺は幽霊になんかなりはしない。絶対に死んで幽霊になんかなるわけにはいかないんだ。俺は赤ちゃんになるんだ。いや、赤ちゃんも絶対になりたくないんだ。ばぶばぶ言いながら戦うわけにもいかないんだ。ばぶばぶ言うなんて、本当に人間のはじだ。まぁ赤ちゃんのうちは、いいとは思うけど、それ以外でばぶばぶなんていうなんて、本当にだめだよ。絶対に認められないことだよ。
「もういい、こんなことに思考を割いていても何も始まらない。本当に無駄な時間だよ。そろそろこの都市を探索しよう。その方がきっとメリットがあるはずだ。どんなことより、確かなメリットがそんざいするはずなんだ。だから俺は頑張らないといけない俺様は、世界を支配するために、頑張らないといけないんだ。はははははははははははははは!!」
俺はそのへんの建物を壊しては、壊し続けた。
やはり壊すのに、限る! さっきも散々壊してしまったが、まだ足りない。瓦礫も、もっと粉々になるまでやってしまわないと、本当に意味がないよ。もう気持ちよくなるしかないよ。本当瓦礫が大好きになるくらいまで俺はやらないといけない。なんか敵こないかな。本当に敵が来てほしいよ。瓦礫だけじゃ流石に飽きてくるというか、こんなことをしていても、普通に変な人というか、こんなことをする意味なんて本当にないから、マジでどうでもいい気分になってくるんだよ。もう死んだほうが良いのかな僕。もう死んで、全てを捧げたほうがいいのかな。
「いやいやいやいや! それはだめだと、さっき言ったばっかりではないか。本当にやばいやつだな俺は、脳みそがミジンコ並みの容量だな、もう本当に怖いよ。自分が怖すぎる!」
俺は己が恐ろしくなった、この世のどんなものよりも恐ろしくなった。だからもう俺のおそろしさを世界に知らしめてしまう前に、俺は引きこもった方がいいんだ。その方がきっと世のためなんだ。だって俺の恐ろしさが世界に露呈してしまえば、俺はきっともう二度と表世界にかおをだせなくなる。そうだろ? だってそうだろ? 俺のメンタルじゃ、そんなふうに思われたままがんばることなんてできないよ。それこそ鬱になって、普通に死んじゃうかもしれない。なんでそんなことをしないといけないのかわからないけど。でも俺はそうするしか脳がなくなって死んでしまうかもしれないんだ。
「もったいない! もったいないよ!」
「ごおおおおおお」
すると突如イカのような生物が俺の真横に出現した。な、なんだこいつは! すごく大きなイカだぞ!? これはダイオウイカなんじゃないか? いや、もうそれよりも大きいかもしれないぞ。でもそりゃ海だからこんなモンスターもいるか。さぁ、僕はどうしたらいいのかね。どうしたら世界を救うことができるのかな。
「それを探しにいくぱんち!!」
俺はもうイカを倒してしまおうとおもった、そうだ、いっそのこと倒してしまったほうが早い。倒してしまって、けちょんけちょんにしちゃうんだ。うっふん。




