ステータスと旅立ち
「さてさて、どんな感じかな〜?」
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八神 莉音 男 17歳 種族 未設定 レベル1
HP100/MP100
筋力50 精神力50 器用さ30 防御力50
脚力50 幸運20 適正属性 全属性
スキル
未設定
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「ん〜、アルディス普通の人のステータスはどんな感じなのか見せてくれないか?」
「はい、分かりました、えーと有りましたこんな感じですね」
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種族 ヒューマン 職業 冒険者 レベル 25
HP260\M P150
筋力152 精神力105 器用さ35 防御力120
脚力102 幸運25〜50 適正属性 1〜2個
通常スキル
剣術2〜5 盾術2〜5
称号
≪冒険者【其の者のランクCならC】≫
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「成る程、今の俺よりも強いのか」
「はいそうなりますね、ですが此れは大まかな物で種族や才能によっても違いますし、職業に合った物やスキルでも変わりますし、レベルが低い者の方が圧倒的に多いので平均するとこんな感じになります」
「そうなのか、命の危険があるからそこは仕方ないんだろうな、まあそれを今気にしていても仕方がないからステータスを決めていくか」
そう言って莉音はステータスプレートに視線を戻し、種族の欄を押してみた。
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『種族』未設定
《通常種》・ヒューマン ・エルフ・ドワーフ・獣人・竜人・魔物·妖精
《レア種》・ハイヒューマン・ハイエルフ・エルダードワーフ・ハイビースト・竜・魔族·精霊
《王種》・エンシェントエルフ・獣王・竜王・魔王·精霊王
《神王種》・神獣王・神竜王・神魔王·聖霊王
《神話種》・獣神・龍神・邪神·聖神
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「なんか最後の方が凄いんだが」
「そうでしょうね、今回は特典としてポイントの制限を無くして神話種までなれる用にしましたから、神話種の上は幻想種といわれる創造主様お一人だけです。ついでに言いますと私や他の神々は創造主様が造られた眷属という扱いになっています」
「じゃあ実質決めることが出来る一番上まで出ているのか、あとポイントってどういう意味だ?」
「ポイントは自身のレベルやスキルレベルが上がる時に貰うことが出来ら物で溜まったポイントで剣や家などと交換したり新しいスキルに変えることが出来ます、あとはスキルレベルを一つあげたければポイントを1消費したらあげることが出来ます、生まれた時に持っているポイントは20ポイントで一つ歳が上がると10ポイントもらえる仕組みになっています」
「へ〜、じゃあ今回はポイントを使わずに決めることが出来のか」
「はい、ただポイントを使わなくていいのは種族だけで、スキルは通常の半分ポイントが必要になります、その分莉音さんが持っているポイントの340ポイントに1000ポイント足しているので納得していただけると嬉しいのですか」
「ん?別に構わないぞ?普通の人間と比べたら好待遇なんだろうし」
「そう言って頂けると助かります」
「ああ、さてそろそろ決めるとするか」
そうして莉音は自分のステータスを決めていくのだった
「よし、出来た‼︎」
「これで宜しいですか?」
「ああ、問題ない」
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八神 莉音 男 1歳(17) 獣神《神孤》 レベル1
HP5000/M P5000
筋力2760 精神力1900 器用さ2100 防御力3000脚力3500 幸運1750 適正属性 全属性
スキル
通常 暗視3/10 隠蔽3/10 鑑定4/10 感覚強化2/10
レア 状態異常無効化5/10 空歩3/10 天翔3/10
神 世界図書館3/10 超成長MAX
魔法
☆錬金術 ☆属性魔法 ☆回復魔法 ☆自然魔法 ☆時空間魔法 ・生活魔法
アビリティ
狐火1/10 未来予知1/10 念動力1/10 透過1\10 属性特化1\10 人化1\10 念話1\10
耐性
全属性耐性5\10 飢餓耐性3\10 無呼吸耐性4\10 睡眠耐性3\10 全気象耐性3\10
加護
『創造主カノンの加護』
『女神アルディスの加護』
称号
【世界を渡る者】【異世界人】【獣神】【神孤】【救世主】【理を理解する者】【転生者】
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アビリティは種族の獣神を選び次にどんな獣神に成るか選ぶ画面で神孤を選んだらステータス画面に出ていた、獣神は他にも神狼や神猫などが有ったが前に読んだ本かなにかで狐は虎と何かの動物の良いとこ取りだと読んだ気がしたのとあとはただ単に毛皮が気持ち良さそうだったからだ(画面にはその獣神の説明と一緒に見本として絵が付いていた)見た目や色などが変えられたので首回りと胸毛をファーで出来たマフラーが巻かれているような、それでいて動くのに支障が出てしまわないように調整し、毛の質感はツルツルでサラサラなのに手で触れるとどこまでも沈みそうな程フワフワな毛並みに設定するのに一番時間が掛かってしまったが後悔は微塵もしていない。(ちなみにこれも設定している画面の横にサンプルが出てくる)毛の色は白寄りの銀色にし、瞳の色はアメジストと金が合わさったような色にした。
話しが大分逸れてしまったがアビリティは王種以上が其々に合ったものを貰えるらしい、神孤のアビリティにテレポートが有ったが時空間魔法で同じ事が出来るしこちらの方が便利なのでポイントに変えて活用した。(持っているスキルなどをポイントに変える事が出来るらしい)創造主カノンの加護はいつの間にか付いていた、アルディスに聞いてみたら「気に入られたんじゃないですかね?」だそうだ、どういう人なのか一度会ってみたいものだ。
称号の【理を理解する者】は、五大魔法全て持っていたら出くる称号らしい、効果は称号名の通り理を無意識のうちに理解し魔法を的確に使う事が出来るらしい。(五大魔法は☆マークが付いている物)
「では私達が管理する世界アルムヘルへ送る前に此れを渡しておきますね」
「ん?ああ」
渡されたのは存在感が有る剣と銀で出来た蔦が絡みついたような細工がされた台座に紫色の宝石が付いたイヤーカフだった
「?、これは?」
「この剣は月華という名でこうかは使えば使うほど成長するというものです、こちらのイヤーカフは魔力おを流すと考えた通りの服を着ることが出来ます、流石に人化した時に何も着ていないのは不便ですし怪しまれますので、言い忘れていましたが、アルムヘルにも冒険者ギルドが有りますので身分証を作りたい時は行くといいですよ、登録は無料ですが町に入るのに税金が銀貨1枚必要なので渡しておきますね。」
「ああ、そういえば人化したら何も着ていないんだったな、それじゃあ有り難く貰っておくことにするよ、あとギルドの情報や税金が必要なことを教えてくれてありがとな、何から何まで面倒になりっぱなしだしお礼に何か俺が手伝えるような事はあるか?」
「いえそんな、感謝しているのは私達の方ですしこれくらいの事はとうぜんです、それにギルドや税金の情報は世界図書館んを使えばすぐにわかる事ですし」
「そう言われてもなここまで世話になりっぱなしだし、俺が異世界に行ってみたいと思ったから行くんだし何かお礼がしたいんだが」
「そうですか、分かりましたそれではゆっくりでいいので世界を見て回って下さいませおか?世界の管理をしていると細かい所まで見られませんし、人々が普段どんな暮らしをしているのか気になりますしそれに、息抜きも兼ねて観れるので仕事の効率も上がるかもしれませんし、如何でしょうか?」
「良いんじゃないか?でもそれって如何やるんだ?」
「称号【世界を見聞きする者】を授ければ私達の所へ莉音さんが見聞きしたものが送られて来てみることが出来ますし、莉音さんは称号の効果で目と耳に関するスキルやアビリティを覚えやすくなり習得も早くなります」
「プライベートなことやあまり観られたくない時は如何すれば良いんだ?」
「観たものを送りたくない時は送らないように切り替えることが出来ますよ」
「そうか、なら大丈夫そうだな」
「問題無さそうなので称号を授けますね」
女神アルディスから称号【世界を見聞きする者】を授かりました
「おお、アナウンスが直接頭の中は流れるのか」
「はい、その方が何かと便利ですので、戦闘中に流れると集中力が途切れるというのであれば戦闘が終わった後に流れる用にする事も出来ますよ」
「それは助かるな、戦闘中に流れると気が散ってミスしてしまいそうだしな」
「そうですね、そのせいで初心者が毎年十人ほど亡くなっていますので戦闘に慣れるまではそうした方がいいでしょうね」
「分かったそうする事にするよ、しばらくは森に篭ってスキルや魔法の練習をするつもりだしな」
「分かりました、ではアルムヘルへとお送りいたします、新たな人生を楽しんで下さいね」
「ああ、行って来ます?」
「!、フフ行ってらっしゃい」
こうして莉音の新しい人生がアルムヘルで始まるのだった(人ではなく獣神だけれども)