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終りを告げる喫茶店
はじめての現代物語です。またかいてみました。
それぞれの終りが心穏やかに終わるものとはけしてない。
だが長い人生においても
短い終りにおいても
穏やかな終りを迎えるのは
人間のとっては最良である
それが死をもたらすものであっても
それがある選択の終りであったとしても
己の満たされた事を想って
終るというのは実に素晴らしく
素敵な事である。
これは
そんな終りを魅せるとある店主の物語。
それが
正しいものか
間違いなものかはしらないけれど
好きなくとも
白髪の静かな青年は
今日も一杯の珈琲を
その終りを迎える
客に出すだけ。