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狂う

作者: ぷりっと

疲れた体 鈍る頭

それでも理性を手放さないから

神経がすり減る

流れに逆らわず続ける毎日


隣の人は何もかもを手放したフリをして

薬と白い壁に守られて

社会の隙間に甘えて

ズルさを賢さだと思い

狂った方が勝ちなのだと

笑いかける


僕にはできないのに

狂った方が勝ちなのだと

わかってしまうから

どうしようもなくて

涙が出てしまう


この毎日に

何の意味があるのか

理由が欲しい

生きてる価値がほしい

自分の意味が知りたい

僕はどうしたいのだろう?


助けなど来ない

誰かなど来ない

自分しかいない



怠い体 重い頭

それでも理性を手放さないから

心が削れていく

追われるように続ける生活


隣の人は必死で全てを掴み続け

薬と白い壁に守られて

今も立てずに苦しんでいる

疲弊した頭は

ムリしている事にも

心の悲鳴にも気づかない


僕はなりたくないのに

狂った方が勝ちなのだと

わかってしまうから

どうしようもなくて

涙が出てしまう



立ち止まりたい

振り返りたい

少しでいいから

眠りたい


誰もそれを止めないのに

社会がそれを許さない

僕が僕を許さない


続ける日々に

何の意味があるのか

理由が欲しい

生きてる価値がほしい

自分の意味が知りたい

僕はどうなりたいのだろう?


助けなど来ない

誰かなど来ない

自分しかいない


僕は生きたい

僕は行きたい


歩きたい 自分の足で

進みたい 自分の足で


狂った方が楽なのだと

わかっているけど

狂ってしまいたいと

願ったりもするけど


笑いたい 自分の意志で

話したい 自分の意志で


助けなど来ない

誰かなど来ない

自分しかいない


狂った方が楽なのだと

わかっているけど

狂ってしまいたいと

願ったりもするけど


歩きたい 自分の足で

進みたい 自分の足で

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