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コロナがキッカケで小説書いたな、って話

作者: 夜道に桜







私が初めて小説らしきものを書いたのは、2020年2月です。


今から大体2年半ぐらい前ですね。


私はその時まで、小説や漫画は読むのが好きでしたが、小説を書いてみようなんて全く思ったことはありませんでした。


初めて書き始めた日も、床につくまで微塵も思っていませんでした。


書こうと思ったのは本当に衝動的でした。


いつものように過ごし、いつものように布団に入って目を瞑りました。


そして、真っ暗な中でふと思いました。


「今日、誕生日じゃん……」


世間で、丁度コロナが流行り出した時期。


私もその影響を受け、必然的に家に居る時間が長くなりました。


それは非日常で、最初こそ「しめしめ……やったやった」と、不謹慎ながらあの状況を楽しんでいました。


が、それも1週間、2週間……と長くなれば段々と心理的に負荷がかかってきて、平たくいうと飽きてきました。


何せ、時間がある。


とにかくある。


暇だ。


元々、自分はめんどくさがりで自堕落な生活を送る性分でしたが、それでもあの生活は耐え難いものがありました。


そんな時。


先程も述べましたが、布団の中で自分の年齢が+1になった事に気が付いて、急に得体の知れない不安に取り憑かれ、怖くなりました。


(何かしよう、何か)



午前2時。


布団の中でふとそんな衝動に駆られました。


でも具体的に何をしようか?


最初、何も浮かばなかったですが、当時私はweb小説にハマっていました。


それこそランキングに載っている小説は片っ端から読み漁るほど。


…何せ時間だけはありましたから笑


そして、それが脳裏によぎった時、愚かながら思ってしまいました。


自分も書けるのではないか、と。


何の根拠もありませんでしたが、不覚にも思ってしまいました。


そう思うや否や、布団から起き上がり、パソコンに向かって、web小説サイトにアカウントを登録して、さあ書くぞ……。




…ってなんじゃこりゃ。



そこで小説を書く事の困難さに初めて出会いました。


白紙答案を目の前に何を書いたら良いのか、さっぱり浮かばない。


テーマすら持ち合わせていなかったのだから、当たり前といえば当たり前ですが……。


そして、1時間ぐらい机の前でパソコンと睨めっこをしていたでしょうか……。


やけくそになった自分は、テーマっぽい事を1話にテキトーに書きました。


ほんと、テキトーです。


それだけ書いてその日は寝ました。


そして、その日以降…そのでっちあげたテーマをあーだこーだ妄想を膨らませる日々が始まったのですが、これがとにかく楽しい。


地の文の書き方などはちと難しいですが、会話を考えるのがとにかく楽しい。


頭の中で自分が思い描く登場人物が会話をして、それがまたいざパソコンに文字を入力する時になると、全然別の事を話し出す。


面白い。


暇を潰すコスパのかからない趣味としてこれ以上のものはないんじゃないか……。



——おそらくコロナがなければ私は一生小説を書く何て事はなかったと思います。


というか、多分私以外にもコロナがキッカケで小説を書き始めた人が一定数居るんじゃないかな。


そう思って、『呟き』として書きました。
























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