夢とかやりたい事とかを見つける話7
「お前がルクシアン家の婿養子か?」
何か偉そうなやつに絡まれた。誰だコイツ?
「俺はお前みたいな無能で雑魚が嫌いなんだよ。」
無能で雑魚。当てはまってるから反論できねぇ。
「痛い目みたくなきゃさっさと失せろ。」
「自分から来てそれかよ。」
やべ、声に出た!
「……………………………………………………死ね」
「子供みてぇな考え方だな。また声に出ちった」
「………………」
「…………………………」
そうして俺と彼の鬼ごっこが始まった。
第一部完!!
「待てやゴラァ!!!!」
「待つかバカァ!!!!!」
「入学早々に問題を起こすな!」
「ルクシアン家の婿養子に無礼な事を言ったそうだな!」
俺達の鬼ごっこはいきなり現れた上級生によって終わった。どうやら彼の兄弟のようだ。
「だってあいつ、強くも無い癖にここにいるから、」
「後ろ見てみろ。」
「後ろ?ッ!!!!,」
彼の後ろに鬼がいた。あれはダメだ。ヤバいやつだ。
「貴様、メアリー様の夫に対して何をしている?」
「オレシアスの剣鬼?」
「メアリー様の夫の敵は私の敵ならいいよね?」
「ハルマーエの姫」
「メアリー様の為に、コイツ、消す」
「メルトメルの悪魔」
「エレトス。わかるか?その三人とルクシアンの天才が敵に回る。どれほど恐ろしいかが。」
「すっ、すいませんでしたぁ!!!」
????どういうこと?俺に謝ってるのはわかるけど。
とりあえず、
「わかったからいいよ。頭あげてくれ」
あ、後ろの人達も下がった。
「サトシ?どうしたの?」
「いやなんでもない。」
「そう?」
………
「あー、メアリーその人達は?」
「紹介が遅れたけど彼女達はあなたの妾になるの。」
「はじめまして。私はアンナ オレシアス剣が得意です。
」
「アンナさん「アンナで大丈夫です」アンナ、はじめまして。俺はサトシ カトウ。」
「はじめまして私はリリィ ハルマーエ。メアリー様に負けるけど魔法が得意。」
「はじめましてリリィ。」
「はじめまして、私は、クレア メルトメル、錬金術師、よろしく。」
「よろしくクレア」
「自己紹介はこのくらいでいいわね」
「俺の妾でいいの?本当に。」
「「「もちろん!!!!」」」
凄いなこの圧。
「メアリーもいいの?」
「えぇ。昔からそう決めてたから。幼なじみのようなものね。」
仲いいんだな。
「三人とも強いみたいだけど?どうなの?」
「えぇ強いわね。」
どうやら俺の婚約者達は強いみたいで、あれ?俺が守られる側?
……………