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夢とかやりたい事とかを見つける話6

「後は婚約者同士でお互いの事について話すなりしてください。」



そう言ってメイド達がレオを連れて出ていった。

俺とメアリーだけで話しか。


「ねぇサトシ」

「ん?なに?」

「サトシも学院に通うでしょ?」

「あぁ、通うみたいだけど、俺魔法使えないしここの事何にも知らないけど大丈夫かね?」


……………………





「サトシには魔法の才能が無いわね、残念だけど。」

俺はメアリーにそう言われた。あの質問の後メアリーに魔法を教えてもらった。期待したほどではないけど一応一般的なものは使えるから、そこを喜ぶことにする。





「勉強の方も普通ね」

当たり前だ。聞き馴染みの無い地名に人物名、動植物。これに加え文字も難しい。言葉は通じるのに文字がわからない、発覚した際は叫んだね。ご都合主義ばんざーいって。まぁ文字は一通り覚えたのは誉めて欲しい。




……………



「サトシ君は学院に行けそうか?」


夕食の時お義父さんにそう聞かれた。言え無い。今のままだと不可能なんて。

でもメアリーは、

「えぇ確実に。」


と言い切った。俺に魔法や勉強を教えているメアリーが一番わかってるはずなのに、何でだ?


美味しい晩御飯でした。食レポとか無理、普通の高校生には美味いしか言えないよ。






――――――――――――――――――――


サトシには他の人には無い才能があった。だから私は父に、サトシは学院に行けると言い切ったのだ。




その才能は、天才と呼ぶにふさわしいものだ。



「サトシこの文はなんて書いてある?」


「えーと、満月の夜だな。」


「正解」






サトシは古代の文字も魔法文字と呼ばれる物も教えれば読めるようになった。



たった30分で。


この二つを読めるようになるのに掛かる時間は人それぞれだが、30分は速すぎる。




この才能を活かせば王国で研究されている古代魔法を使えるようになるかもしれない。







―――――――――――――――――――




こんなんで学院行けるのか?






…………………




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