表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

夢とかやりたい事とかを見つける話5

レオの正体を聞いた後俺はメアリー様と会う事になった。なんでもメアリー様が俺を呼んでいるらしい。


「お嬢様、サトシを連れて来ました。」

「入ってちょうだい!」

中から聞こえた声は楽しそうだった。



「失礼します。」

「どうも」


部屋に入るとメイドとメアリー様がいた。

「えーと、婚約者になった智司 加藤です。」

「メアリー ルクシアンよ!」


名乗ると同時に近寄って来た。

(テンション高いしいい匂いするしワケわからん)



「お嬢様、落ち着いてください。」

レオの声で俺の思考が戻る。

「あーと、俺が婚約者で大丈夫?」

「私はあなたがいいの」

メアリー様が俺をなぜか気に入ってくれている。なぜなんだ?


「お嬢様なぜサトシをそこまで気に入っているんでしょう?」

「言ってなかったかしら?彼は私の運命を変えてくれる人なの。」

「運命を?」

俺に期待しすぎじゃ無いかね?俺ができるのは日本の事について教えるくらいだぞ?レオも驚いてる位だし、無理だろ。



「まさか、あの?」

「えぇ。私が見た人よ。」

さらにわからないよ!

「説明してくれ。」





簡単にまとめると、


・メアリーは魔法の天才


・過去に自分の未来を見ている


・その未来を帰る人が現れる


それが俺の事らしい。

「サトシの行動次第でお嬢様の運命が変わるはずだ。」

「……はず?」


「お嬢様の運命を変える人物は来訪者・・・と呼ばれるらしい。」

「なるほど。確かに俺も来訪者かもな。」


「それだけじゃないわ!ただ単純に私が一目ぼれしたの!だから、あなたが来訪者でなくてもいいの。」



―――――――――――――――――――――――





私の前にいる人はきっと私の運命を変えてくれる。

私はなんとなくそう思った。だって、私の婚約者として退屈な毎日を変えてくれたのだから。


これからは、顔のわからない誰かと結婚するのを待っているのではなく、突然現れた彼と過ごすのだ。それは、とても楽しそうだ。私の知らない事を知っている彼と生涯を共に過ごす。



それはとても…………





「これからよろしくね♪私のサトシ!」











評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ