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俺は本当の友達を作りたい。  作者: 澤村涼夏
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プロローグ

 人間関係とは残酷だ。

 小学時代に大体の上下関係がついてしまう。

 そこで上位のグループに入ってないといじめが発生する。

 ましてやボッチは論外だ。

 小学時代、どんなに仲が良くても下位のグループに入ってしまった場合、少しでも上位に入れるチャンスがあればその友人を裏切る。

 そのグループは中学まで引き継がれる。

 中学は他の小学校と一緒になる。が、クラスの中心にいた、たいていのものは他学校の中心の人物とかかわりがあることが多い。

 そうすると中学に入った頃にはいつの間にかグループが既にできている。

 そうなってしまうと、もう、ぼっちには希望がない。

 グループ活動、道徳、こんなものは教育の過程にすぎない。

 人間関係をリセットすることは一瞬でできるが、人間関係を築いていくのはとても難しい。

 ましてやボッチなどというものは相手にすらしてもらえないかもしれない。

 ぼっちと下位のグループにいるものでは人間関係を築いていくにあたって、目の前にそびえたつ壁の大きさ、形において違う。

 大きさはもちろんのごとくボッチの方が大きい。

 形は下位グループの方はところどころにつかまれるでっぱりがあるが、ボッチの前にそびえたつのはコーティング済みのコンクリートの壁だろう。

 どっちの方が楽かなんて考えなくても分かる。

 現実とはそういうものだ。

 ましてや社会に出れば道徳など本当の気持ちで使うのだろうか。ある程度使っている人がいたとしても、ほとんどが社交辞令で埋まってしまうのだろう。


 何が言いたいかって?



それはね。



 義務教育中に友達を作ろう。

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