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1.プロローグ
はじめまして。よろしくお願いします。
知識の迷宮『ビリーヴアーティル』と呼ばれるものがこの世界には存在する。
それは、知識を求め、努力する者には等しくあり、もし知識が必要であったとしても努力しない者には無慈悲である。
ビリーヴアーティルは神の図書館である。
神は世界を創ったときの知識をたっぷりと詰め込み、人類の後世のために、そしてまた新しい世界を創るときのために保存した。
それこそがこの知識の迷宮の成り立ちである。
あるとき、天才少女が現れた。そのものは平民でありながら、知識の迷宮に行かずとも様々な知識を蓄えており、必要な際にはどんな人へでも優しく説明をして知識を与えた。
この行動から世界に与えられた称号は『聖女』。
その時から平民の探究者で、様々な知識をどんな人にでも与える者を『聖女』や『聖人』と呼ぶようになったと伝えられている。




