【第84話】魔法少女
ある日の午前中。テレビの前で正座をして、とあるアニメ番組を観ているなおたん。
かえぽ助手「なおたん、さっきからなに観てるのー!?」
なおたん「『魔法少女カエポリン』だよー♪。。今月から始まったんだよー!、、カエポリン、カーワイイー♡」
かえぽ助手「なおたん、アニメ好きよねー。これはやっぱり魔法使いのお話!?」
なおたん「そうだよー♪、、あのね、魔法の呪文がね、『サバノミソニー、チョトアキター!』って言うんだよー♪」
かえぽ助手「『鯖の味噌煮、ちょっと飽きた』?、、そんなおかしな呪文なのー!?、、あははは!そんな馬鹿なー、、なおたん、聞き間違えたんじゃないのー!?」
なおたん「えー!本当だよー!!、、カッコイイ呪文だよー♪」
かえぽ助手「あなたの『カッコイイ』の基準がさっぱりわからないんだけど、、ふーん、この目のおっきな可愛い女の子が主人公なのね。」
なおたん「そうなんだよー♪、、あー!カエポリンって、かえぽと似ているねー!、、かえぽが小学生になってちょっと頑張ったみたいな顔だねー♪」
かえぽ助手「『ちょっと頑張ったみたいな顔』って何よ!?。。てか、あれ?、、この挿入曲って、もしかしてウニッコー!?」
なおたん「あのねー、『ランチ・イズ・ミソニ・テイショク』って曲だってー♪。。『♪味噌煮・ていしょーく♪』って最初にメグちゃんが歌っているんだよー♪」
かえぽ助手「メグちゃん、ホントに可愛い声してるわよねー!」
なおたん「あー!かえぽ、かえぽー!ここからがカッコイイんだよー♪観て観てー♪」
カエポリン「もー!許さない!これでもくらえ!!『サバノミソニー、チョトアキター!!』」
かえぽ助手「あ!、、本当だ!『鯖の味噌煮』言うてるっ!!」
そうして番組は終わり、時刻は昼の12時をまわっていた。
かえぽ助手「さて、そろそろお昼にしようかな。。今日の宅配のお弁当のメニューは何かなー。。あ!、、鯖の味噌煮だ!。。なんかスゴイ偶然!!」
なおたん「うひょー♪味噌煮らぶー♡、、かえぽヨカッタねー♪」
かえぽ助手「んー、、鯖の味噌煮、好きなんだけど、最近ちょっと続けて食べ過ぎちゃったな。。なおたん、良かったら私の分も食べるー!?」
なおたん「わー♪ヤッター!!、、いっただきマッチョー!モリモリー♪。。ごはん、たくさん食べれば、私もカエポリンみたいに魔法が使えるようになるのかなー!?」
かえぽ助手「鯖の味噌煮を美味しそうに食べるロボットが居ることが、すでに魔法みたいなんだけどね。。」
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