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ロボットなおたん  作者: Nau
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【第63話】パズル

かえぽ助手「んー。。ここのピースどれだろう?青空の部分だからどれも同じような色ばかりでわかんないなー。。」


なおたん「あー!それココだよ!きっと!。。ぴたっ!。。ほら~!かったんこピンピン♪」


かえぽ助手「あ、ホントだ!端のほうが少し雲にかかっているもんね。なおたん、よく見つけたわね!」


なおたん「こんなのは、『花の子ルンルン』だよー!簡単うひょひょひょー♪」


かえぽ助手「それ、もしかして『お茶の子さいさい』って言おうとしていたの?」


なおたん「あー!そっちかー!あはははー♪ そうそう、お茶の子、お茶の子ー♪」


ぽん博士「かえぽ君、今のでよくわかったなあ。。だいぶ、なおたんのことがわかってきたみたいだな!」


かえぽ助手「なおたん、いろんなことを覚えるのはイイんですけど、いつもおかしな味付けしちゃうんですよねえ。。」


なおたん「あとねー、あとねー!これはココで、これはココだよー♪」


かえぽ助手「あー!ちょっと、ちょっと!これは私が作っているパズルだから、なおたんは自分のパズルをやっていてよ!!」


なおたん「さっきもらったパズルー?。。もう出来ちゃったよー♪お茶の子ルンルンだよー♪」


かえぽ助手「だから『お茶の子さいさい』だってば!。。ええー!!もう出来ちゃったの!?2000ピースもあるのよ!!はー!さすがロボットねえ。。」


なおたん「そうそう!さいさーい♪」


ぽん博士「なおたんはパズルの形状を見た瞬間に解析して瞬時にそこにあてはまるピースを大量のピースの中から見つけ出すことが出来るんだよ!だから仮に絵の描かれていない全部が真っ白なパズルだったしても、まったく同じ速度で完成させることが出来るのだ!!」


かえぽ助手「なおたんにそんな特殊な能力があったんですね!。。だけどなんか悔しいですね。私もかなりジグソーパズルは得意なほうだったんですけどねえ。なおたんに負けてしまった!」


ぽん博士「なおたん!このパズルは上手くいかなくて悔しい思いをすることがあるから別名『チクショーパズル』と呼ばれているのだよ!!」


なおたん「ふーん。そうなのかー♪」


かえぽ助手「…。なおたん。博士の言うことは話半分に聞いておいたほうがイイわよ!!」


なおたん「チクパズ?」


かえぽ助手「いや半分ってそういうことではなくて。。」


-END-

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