【第60話】チョコんとなおたん
2014年2月13日。研究所にて。
かえぽ助手「なおたん、明日は『バレンタインデー』だね!」
なおたん「『バレンタインデー』ってなーに?」
かえぽ助手「えーとね、日本だと『女性が男性にチョコレートを贈る日』ってなっているんだけどね。だけど私は特別にチョコレートを渡したい男性は居ないから、代わりにクッキーを焼いて研究所のみんなや友達に分けようかなって思っているんだけど。」
なおたん「かえぽ、彼氏居ないもんねー!去年からずーっと募集中だもんねー♪」
かえぽ助手「イチイチそこには触れんでよろしいっ!!。。なおたんはチョコレートをあげたい人は居ないの?」
なおたん「じゃあ、じゃあ、私はぽんちゃにチョコレート作ってあげるー♡」
ぽん博士「おー!そいつは嬉しいなあ!。。って、それはそれとして、私はぽんちゃではなくてぽん博士なんだけどなー。。」
なおたん「おっけー!ぽんちょこー♪」
ぽん博士「『ぽんちょこ』ってなんじゃ!私はお菓子か!!」
かえぽ助手「博士はチョコレートは食べられますか!?」
ぽん博士「正直あんまり甘いのは苦手だなあ。だからチョコレートなんかは『カカオ』の割合の多い、ちょっと苦めの大人向けの味が好きだな。」
なおたん「よーし!張り切って作っちゃうよー♪」
そして翌日の2月14日。
なおたん「チョコレート出来たー♪ う~ん、でりしゃーす♡」
ぽん博士「お~!なかなか上手く出来とるじゃないか!かえぽ君のクッキーも美味そうだな!!」
なおたん「かえぽも食べて食べてー♡」
かえぽ助手「なおたん、可愛いの作ったんだねー!スゴイじゃない!!」
なおたん「ぜ~んぶ、お尻型だよー♪」
かえぽ助手「ハート型でしょ!なんで上下反対に持つのよ!!」
ぽん博士「どれどれ、では頂いてみるかの。。パキッ!。。んがっ?。。なんじゃこりゃ!?」
かえぽ助手「もぐもぐ。。ん!?。。わわっ!これ『かつお節』ですね!!」
ぽん博士「なんでチョコレートにかつお節入っとるんだ!?」
なおたん「だってー、『おかか』の割合が多いのがイイってぽんちゃが言ったんだよー!大人の味だよー♡」
ぽん博士「そりゃ読み方が反対だ!!」
なおたん「とーれこよち?」
かえぽ助手「そっちはそのままでイイのよ!!」
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