表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロボットなおたん  作者: Nau
3/150

【第2話】なおたんのお買い物

ここはとある研究所。

科学技術の世界的権威『ぽん博士』は人工知能搭載ロボット『なおたん』にある実験を試みていた。


ぽん博士「かえぽ君、今日は なおたん が一人で買物が出来るかどうか試してみようと思うんだ。」


かえぽ助手「なんかテレビで小さい子がやっている『はじめてのおつかい』みたいですね。まるで本物の人間みたい!」


ぽん博士「うむ。なおたんは限りなく人間に近付けて作ってある。しかも人工の消化機能も備わっているから普通に食事もすることが出来る。そして食べ過ぎるとちゃんとお腹を壊すようになっているのだ!あっはっはっはw」


かえぽ助手「博士、またヘンなとこリアルですね…。」


ぽん博士「正露丸を飲めば治る様にしてあるから大丈夫だ!この機能を開発するのに10年かかった。」


かえぽ助手「その機能必要なのかなあ…。」


ぽん博士「よーし!なおたん、3丁目のスーパーに行って、プリンを2個買ってきてくれ。」


なおたん「わかりました!ぽんちゃ!」


ぽん博士「ぽんちゃではない!ぽん博士だ!」


なおたん「わかりました!ぽんちゃ!」


ぽん博士「だから博士だってば!。。まあ良い。。よし、頼んだぞ!なおたん!」


なおたん「ガッテン承知の助!」


かえぽ助手「どこからそんな言葉覚えてくるのよ…。」


そしてなおたんは研究所を出て、スーパーに向かってテクテクと歩いていった。

それから1時間後。


なおたん「ただいまネギネギ!」


かえぽ助手「あ!帰ってきた!またネギネギ言ってる。」


ぽん博士「よーし!実験成功だ!…ありゃ?プリンが1つしか入ってないぞ!?…私の伝え方が悪かったかなあ?…おや?なおたん、口元になにかついている様な…?」


なおたん「今度はゴマプリンがイイなあ!」


かえぽ助手「食べたんかいっ!!」


-END-

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ