【第1話】スーパーロボット誕生!
ここは、とある研究所。科学技術の世界的権威『ぽん博士』は世紀の発明品を完成させたのであった。
ぽん博士「つ、ついに完成した!」
かえぽ助手「やりましたね!ぽん博士!」
ぽん博士「私が30年間の歳月をかけて開発した、人工知能搭載のロボット。その名も。。『なおたん』だっ!!」
かえぽ助手「な、、なおたん!。。えらくカワイイ名前ですね。」
イラスト:まお
ぽん博士「まあ~、名前は後からでも全国のみなさんに募集するとして。。では、早速動かしてみるぞ!かえぽ君、メインブレーカーを上げてみてくれ!」
かえぽ助手「了解しました!スイッチ・オン!」
ぐおんぐおんぐおーん♪
かえぽ助手「あ!目が開いた!唇がどんどんピンクになっていく!」
ぽん博士「なおたんの唇の色はバッテリーの充電量によって色が変わる。ちなみにバッテリーが無くなると唇の色は青紫になるんだ。」
かえぽ助手「なんかヘンなとこリアルですね。。」
ぽん博士「この機能を考えるだけでも10年かかったのだ。。よ~し、かえぽ君。試しに なおたん に何か話しかけてみてくれるか。」
かえぽ助手「では、コホン!。。『こんにちは!』」
なおたん「こんにちネギネギ!」
かえぽ助手「わわ!喋った!。。でもなんでネギネギ!?。。えーと、じゃあ今度は。。『こんばんは!』」
なおたん「こんにちネギネギ!」
ぽん博士「うーむ。。『こんにちは』と『こんばんは』の区別が出来んようだのお。。」
かえぽ助手「ぽん博士、それよりもなんで語尾にネギネギって付けるのか?っていうほうが問題なような。。」
ぽん博士「なおたん、気分はどうだね!?」
なおたん「こんにちネギネギ!」
かえぽ助手「なおたん、1+1は?」
なおたん「こんにちネギネギ!」
ぽん博士「私が見えるかね?」
なおたん「こんにちネギネギ!」
かえぽ助手「私の言っていること解りますか?」
なおたん「こんにちネギネギ!」
ぽん博士「うーむ。。もう少し改良の余地があるなあ。。」
かえぽ助手「ていうか、『こんにちネギネギ』しか喋っていませんけど。。それにしても、すっごい美人のロボットですねえ~!」
なおたん「いやいや、それほどでも。」
かえぽ助手「違うこと喋れるじゃんっっ!!」
-END-
『ロボットなおたん』を読んでいただきましてありがとうございます!
作者のNauと申します。この作品は2012年からアメブロで掲載していたものを一部修正して投稿しております。
Negiccoをモデルとした登場人物が多いですが、Negiccoを知らない方でも楽しめるように作ってあります。(Negiccoファンの方はまた違った楽しみ方が出来ると思います)
全話が短めの一話完結型のギャグ小説(たま〜にチョット真面目な話もあります)です。お暇な時間にチョコンと読んでもらえたら嬉しいです。