【第141話】運転中華な!?
7月の初め。ぽん博士とその娘『メグ』が久しぶりに一緒に外食をしようという話になり、メグの希望でかえぽ助手となおたんも是非一緒にということで、市外にある中華レストランに集まることになった。
全員が食事と一緒にアルコールもとる予定でいたので、各自がタクシーを使ってレストランに向かった。
そして数時間後。
4人(正しくは3人と1体)がコースメニューの最後のデザートを食べ終わったところであった。
ぽん博士「さて、もう少しゆっくりしたいところだが、みんなが明日仕事だから、そろそろ帰るとするかね。」
なおたん「次は何がイイかなー?何がイイかなー?」
メグ「あ!そうだねー!あっという間に時間過ぎちゃったねー!、、えーと、、じゃあ、それぞれ帰りはまたタクシーかな?」
なおたん「ほいこーろーって言うのも美味しそうだなー♪」
ぽん博士「いや、帰りは研究所のほうから車で迎えに来るから、メグもそれに一緒に乗っていけばイイよ!!」
なおたん「それともさっき食べた海老が入っていた『感謝オシャレー♪』※って言うのまた食べよかなー?」
※たぶん『エビチリ』のことを言っているんだと思います
かえぽ助手「あれ?所員の誰かに頼んだんですか!?」
ぽん博士「いやいや!さすがに今回みたいな私用では研究所の者には頼めんよ!、、だから『もえちゃん』※ に頼んだのだ!!」
※【第131話】初心者マークのもえちゃんを参照
かえぽ助手&メグ「えーー!?」
なおたん「B~♪」
ぽん博士「そんな驚かなくったってイイだろ!、、一応『運転ロボット』なんだし!!」
なおたん「やっぱり最後のデザートはマンゴープリンがイイかなー♪、、う~~~マンゴーっ♪」
かえぽ助手「てか、なおたんっ!いつまでメニューとにらめっこしてんのよっ!!、、もう食べるのは終わりだよっ!!」
なおたん「うわー!衝撃のじじい・ツー!ガガーン!!」
ぽん博士「それを言うなら『事実』だっ!、、今、目の前にあるのが最後のデザートだろ!!」
なおたん「なんだー!これが最後なのかー!、、もっとこの『堪忍毛布』食べたかったなー♪」
メグ「これ『杏仁豆腐』だよっ!!」
なおたん「あー!そうとも言うー♪」
ぽん博士「そうとしか言わないと思うんだが、、ほらっ、私のはまだ手を付けてないから、これ食べて我慢しろっ!!」
なおたん「わー♪ ありがぽんニン豆腐ー♪」
ぽん博士「ぽんニン豆腐ってなんじゃーっっ!?」
メグ「ねー、お父さん!もえちゃんって、以前ウニッコが移動のときに借りたあのロボットのことだよね!、、あんまりダメダメなもんだから途中で降ろしてしまったっていう。。あのコで大丈夫なのー!?」
かえぽ助手「それと、もしかして、もえちゃん一人でここまで運転してくるんですか?、、付き添い無しで!?」
ぽん博士「大丈夫!大丈夫!、、大丈夫だからこそ、ちゃんと運転免許がとれたんだからっ!!」
かえぽ助手「私が教官だったら絶対もえちゃんにハンコ押しませんけどね。。」
メグ「ここまでちゃんと来れるかなあ。。もえちゃん乗ってくる車ってカーナビって付いてるの?、、もっとも、もえちゃんナビがあっても道間違えるんだよねえ、、本当に運転ロボットなの!?」
ぽん博士「あ~、、それなんだが、、ナビが付いていない車だったから、研究所からここまでの地図をコピーして渡しておいた!」
かえぽ助手&メグ「えーーー!?」
なおたん「B~C~♪」
ぽん博士「もえちゃん、カーナビを使えるんだから、地図くらい読めるだろ!、、ここの場所をわかりやすいようにマークしてから渡したから、大丈夫な筈だっ!わははははっ!!」
なおたん「あー!!、、あのねー、あのねー!ぽんちゃの地図が難しそうだったからねー、それはゴミ箱にポイしてねー、代わりに私が簡単な地図描いて、もえちゃんに渡しておいたよー♪ 私ベリーしんせつぅー!うひょー♪」
ぽん博士「えーーーーー!?」
なおたん「B~C~ハーン!E気持ち~♪」
メグ「ダメだ、、もえちゃん絶対ここ来れないよ。。!!」
かえぽ助手「私もそう思います。。なおたんが描いた地図ではねえ、、絶対来れ、、」
もえちゃん「みなさ~ん♡迎えに来ちゃいました~~~♪」
かえぽ助手「来れたんかーーーいっ!!」
なおたん「わー♡もえちゃーん!お疲れちゃんだよー♪」
ぽん博士「よく、なおたんが描いた地図で来ることが出来たなあ!!」
もえちゃん「ここどんなレストランなんですか~?、、なんかドキドキしちゃった~♡」
かえぽ助手「はい?、、どんなって、、普通の『中華レストラン』だけど!?」
ぽん博士「もえちゃん、そのなおたんが描いた地図をちょっと見せてくれるか!」

もえちゃん「も~!、、『チューのレストラン』って何ですか~?、、エッチな響きでドキドキしちゃう~♡」
なおたん「あー!『か』を書くの忘れちゃったー!あはははー♪」
メグ「てか、どうしたらこの地図でここに来ることが出来るの。。??」
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