表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロボットなおたん  作者: Nau
106/150

【第112話】Negi練じゃー!!

ぽん博士の研究所。開発中のロボットの作成が予定より遅れていたため、ぽん博士とかえぽ助手はいつもよりも忙しそうに動いていた。


ぽん博士「かえぽ君、あまり無理をしないでな。たまに休憩入れないと身体がマイッてしまうぞ!!」


かえぽ助手「あ、すみません。そうですよね。。じゃ、ちょっとコーヒー飲んできます。すぐ戻りますね!」



かえぽ助手はロビーにある自販機でコーヒーを買った。ソファーに座り一口だけ飲む。そのとき向こうからやってきた、おなじみ賑やかロボット娘。


なおたん「かえぽー、かえぽー!」


かえぽ助手「なおたん、今忙しいから後でねー!」


なおたん「Negirangerゴッコしよー♪」


かえぽ助手「ぶほっ!、、げほげほっ!。。何を言うかと思えば!!、、だからっ!今忙しいからダメだってばっ!!」


なおたん「かえぽ、コーヒー飲んでるだけなのにー?。。ヒマそうだよー♪ヒマジンガーZだよー!!」


かえぽ助手「今までずーっと忙しくて、やっと休憩なんだよ!。。それでコーヒー飲んでいたのにー!。。ポンキーと遊んでなさいよー!!」


なおたん「だってー!Negiranger、3人だから1人足りないんだよー!!※ 。。仕方無いなー!かえぽには『かえピンク』をやらしてあげるよー♪ 私が『なおイエロー』でポンキーが『めぐブルー』だよー♪」


 ※本当は5人です。


かえぽ助手「『やる』なんて一言も言ってないのに勝手に話進めるしっ!。。はいはい、じゃあ忙しくて時間無いんだからホントちょっとだけだからねっ!。。お仕事中なんだからねっ!!」


なおたん「やったー!流石かえぽだねー!ワールドワイド優しいかえぽだねー♪。。じゃあ、じゃあ、Negirangerの登場からいくよー!!。。せーの!とおー!!」


ポンキー「ワオーン♪」


かえぽ助手「とー。。」


なおたん「お肌スベスベ!ギャグもスベスベ!天然の魅力が大爆発!ちょこんとリーダー『なお・イエロー』!!」


ポンキー「ワンワン♪ワンワン♪ワンワン♪」


かえぽ助手「かえピンクでーす。」


なおたん「ぶぶぶー!、、かえぽー!それだと全然『かえピンク』じゃないよー!。。ちゃんとやらないとダメでござるよー!!もー!手裏剣ぶぶぶーだよー!」


かえぽ助手「手裏剣はシュシュシューだよ。。てか、えー?、、だって『かえピンク』っていつもこんな感じじゃない?。。そもそも『かえピンク』は正式な名乗りって決まってないでしょ!?」


なおたん「あのねー!もっと可愛くやらないとダメなんだよー!!」


かえぽ助手「可愛くって言ったって。。もー、面倒くさいなあ!。。ポンキーだってワンワンしか言ってないじゃない!!」


なおたん「ポンキーは一生懸命『めぐブルー』になりきってるよー!どこからどう見ても『めぐブルー』だよー♪」


かえぽ助手「どこからどう見てもポンキーにしか見えないんだけど。」


なおたん「この登場シーンがとってもとっても大臣なんだよー!。。じゃあもう一回いっくよー♪」


かえぽ助手「えー、またやるのー?。。あと、『とっても大臣』じゃなくて『とても大事』だからね、そこね。」


なおたん「とおー!!、、お肌スベスベ!ギャグもスベスベ!天然の魅力が大爆発!ちょこんとリーダー『なお・イエロー』!!」


ポンキー「ワンワン♪ワン♪ワワーン♪」


かえぽ助手「『かえピンク』でっすぅー♡」


なおたん「ぶぶぅー!ちょーぶぶー!!。。かえぽー!真面目にやらないと閻魔様に舌切られて、おばあさんがお化けの箱を持たされておじいさんになっちゃうよー!!。。あきまへんなー!!」


かえぽ助手「なんかいろんな話が混ざって訳がわかんないんだけど。。あのねえ!可愛くやれって言ったから可愛くやったのに!。。ポンキーだって、さっきと言い方が違ってるじゃないの!!」


なおたん「ポンキーはちゃーんと考えてカッコよくやったんだよー!、、そーだよねー!ポンキー♪」


ポンキー「ワン♪」


かえぽ助手「なによー!ポンキーには採点甘いのねー!。。じゃあ、どう言えばイイのよっ!!」


なおたん「かえぽは大人だから、大人っぽく言えばイイんだよー♪」


かえぽ助手「大人っぽく、、ねえ。。」


なおたん「じゃー、いっくよー!!、、とおー!!お肌スベスベ!ギャグもスベスベ!天然の魅力が大爆発!ちょこんとリーダー『なお・イエロー』!!」


ポンキー「ワンワン♪ワワーン♪」


かえぽ助手「『かえピンク』よーん♪ うっふーん♡」


なおたん「わーっ!!ダメだー!グレートダメダメだー!。。それだとリツコさん※ になっちゃうよー!!」


 ※【第106話】爽やかリツコさんを参照。


かえぽ助手「どーしろっつーのよっ!!」


なおたん「じゃあ、じゃあ、名乗りは飛ばして戦いのシーンにいってみましょー♪。。かえぽは特別に『テキトー課長』やってもイイよー♪」


かえぽ助手「全く『特別感』が感じられないんだけどっ!!。。なんだかなあ、もー、、じゃー、いくわよー。。うりゃー、俺は『テキトー課長』じゃー。。」


なおたん「にゃー!!ぐれいてすとダメんぎゃーだー!!、、かえぽー!テキトーにやっちゃダメだよー!。。『テキトー課長』はもっと一生懸命にテキトーにやらないとなんだよー♪」


かえぽ助手「無茶言うなーっ!!」


なおたん「かえぽ、練習いーっぱいやらないとだねー♪。。あはははー♪」


かえぽ助手「もうちょっと簡単なのにしてよ!。。あ!そうだ!グータラ兵なら出来そうな気がする!私グータラ兵やる!、、グータラー!グータラー!!」



研究室でかえぽ助手を待つぽん博士。


ぽん博士「かえぽ君、ちょっとコーヒー飲んできますって言ってから帰ってこんなあ。。もう2時間経つんだが。。」



-END-

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ