【第112話】Negi練じゃー!!
ぽん博士の研究所。開発中のロボットの作成が予定より遅れていたため、ぽん博士とかえぽ助手はいつもよりも忙しそうに動いていた。
ぽん博士「かえぽ君、あまり無理をしないでな。たまに休憩入れないと身体がマイッてしまうぞ!!」
かえぽ助手「あ、すみません。そうですよね。。じゃ、ちょっとコーヒー飲んできます。すぐ戻りますね!」
かえぽ助手はロビーにある自販機でコーヒーを買った。ソファーに座り一口だけ飲む。そのとき向こうからやってきた、おなじみ賑やかロボット娘。
なおたん「かえぽー、かえぽー!」
かえぽ助手「なおたん、今忙しいから後でねー!」
なおたん「Negirangerゴッコしよー♪」
かえぽ助手「ぶほっ!、、げほげほっ!。。何を言うかと思えば!!、、だからっ!今忙しいからダメだってばっ!!」
なおたん「かえぽ、コーヒー飲んでるだけなのにー?。。ヒマそうだよー♪ヒマジンガーZだよー!!」
かえぽ助手「今までずーっと忙しくて、やっと休憩なんだよ!。。それでコーヒー飲んでいたのにー!。。ポンキーと遊んでなさいよー!!」
なおたん「だってー!Negiranger、3人だから1人足りないんだよー!!※ 。。仕方無いなー!かえぽには『かえピンク』をやらしてあげるよー♪ 私が『なおイエロー』でポンキーが『めぐブルー』だよー♪」
※本当は5人です。
かえぽ助手「『やる』なんて一言も言ってないのに勝手に話進めるしっ!。。はいはい、じゃあ忙しくて時間無いんだからホントちょっとだけだからねっ!。。お仕事中なんだからねっ!!」
なおたん「やったー!流石かえぽだねー!ワールドワイド優しいかえぽだねー♪。。じゃあ、じゃあ、Negirangerの登場からいくよー!!。。せーの!とおー!!」
ポンキー「ワオーン♪」
かえぽ助手「とー。。」
なおたん「お肌スベスベ!ギャグもスベスベ!天然の魅力が大爆発!ちょこんとリーダー『なお・イエロー』!!」
ポンキー「ワンワン♪ワンワン♪ワンワン♪」
かえぽ助手「かえピンクでーす。」
なおたん「ぶぶぶー!、、かえぽー!それだと全然『かえピンク』じゃないよー!。。ちゃんとやらないとダメでござるよー!!もー!手裏剣ぶぶぶーだよー!」
かえぽ助手「手裏剣はシュシュシューだよ。。てか、えー?、、だって『かえピンク』っていつもこんな感じじゃない?。。そもそも『かえピンク』は正式な名乗りって決まってないでしょ!?」
なおたん「あのねー!もっと可愛くやらないとダメなんだよー!!」
かえぽ助手「可愛くって言ったって。。もー、面倒くさいなあ!。。ポンキーだってワンワンしか言ってないじゃない!!」
なおたん「ポンキーは一生懸命『めぐブルー』になりきってるよー!どこからどう見ても『めぐブルー』だよー♪」
かえぽ助手「どこからどう見てもポンキーにしか見えないんだけど。」
なおたん「この登場シーンがとってもとっても大臣なんだよー!。。じゃあもう一回いっくよー♪」
かえぽ助手「えー、またやるのー?。。あと、『とっても大臣』じゃなくて『とても大事』だからね、そこね。」
なおたん「とおー!!、、お肌スベスベ!ギャグもスベスベ!天然の魅力が大爆発!ちょこんとリーダー『なお・イエロー』!!」
ポンキー「ワンワン♪ワン♪ワワーン♪」
かえぽ助手「『かえピンク』でっすぅー♡」
なおたん「ぶぶぅー!ちょーぶぶー!!。。かえぽー!真面目にやらないと閻魔様に舌切られて、おばあさんがお化けの箱を持たされておじいさんになっちゃうよー!!。。あきまへんなー!!」
かえぽ助手「なんかいろんな話が混ざって訳がわかんないんだけど。。あのねえ!可愛くやれって言ったから可愛くやったのに!。。ポンキーだって、さっきと言い方が違ってるじゃないの!!」
なおたん「ポンキーはちゃーんと考えてカッコよくやったんだよー!、、そーだよねー!ポンキー♪」
ポンキー「ワン♪」
かえぽ助手「なによー!ポンキーには採点甘いのねー!。。じゃあ、どう言えばイイのよっ!!」
なおたん「かえぽは大人だから、大人っぽく言えばイイんだよー♪」
かえぽ助手「大人っぽく、、ねえ。。」
なおたん「じゃー、いっくよー!!、、とおー!!お肌スベスベ!ギャグもスベスベ!天然の魅力が大爆発!ちょこんとリーダー『なお・イエロー』!!」
ポンキー「ワンワン♪ワワーン♪」
かえぽ助手「『かえピンク』よーん♪ うっふーん♡」
なおたん「わーっ!!ダメだー!グレートダメダメだー!。。それだとリツコさん※ になっちゃうよー!!」
※【第106話】爽やかリツコさんを参照。
かえぽ助手「どーしろっつーのよっ!!」
なおたん「じゃあ、じゃあ、名乗りは飛ばして戦いのシーンにいってみましょー♪。。かえぽは特別に『テキトー課長』やってもイイよー♪」
かえぽ助手「全く『特別感』が感じられないんだけどっ!!。。なんだかなあ、もー、、じゃー、いくわよー。。うりゃー、俺は『テキトー課長』じゃー。。」
なおたん「にゃー!!ぐれいてすとダメんぎゃーだー!!、、かえぽー!テキトーにやっちゃダメだよー!。。『テキトー課長』はもっと一生懸命にテキトーにやらないとなんだよー♪」
かえぽ助手「無茶言うなーっ!!」
なおたん「かえぽ、練習いーっぱいやらないとだねー♪。。あはははー♪」
かえぽ助手「もうちょっと簡単なのにしてよ!。。あ!そうだ!グータラ兵なら出来そうな気がする!私グータラ兵やる!、、グータラー!グータラー!!」
研究室でかえぽ助手を待つぽん博士。
ぽん博士「かえぽ君、ちょっとコーヒー飲んできますって言ってから帰ってこんなあ。。もう2時間経つんだが。。」
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