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ロボットなおたん  作者: Nau
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【第111話】OLを応援!(実写版『魔法少女カエポリン』)

かえぽ助手「今夜は『茶会真似人』と『香絵菜』の『リーガル・半!』コンビでスペシャルドラマがあるんだよねー!楽しみー♪」


 ※【第74話】ロボットだもんを参照


なおたん「香絵菜ちゃん出るのー?わー!楽しみんみーん♪」


かえぽ助手「なおたん、お願いだから静か~~~にして観ててね!!」


なおたん「ガッテン醤油団子♪」


そして夜の9時。かえぽ助手が楽しみにしていたスペシャルドラマ『OLを応援!』が始まった。

『OLを応援!』(実写版『魔法少女カエポリン』※)


 ※【第107話】魔法少女カエポリン『本当に魔法使い!?』を参照


キャスト

茶本ちゃもとめぐみ:香絵菜

菜央田なおた:茶会真似人


ナレーション:ある日の夕方。とある会社に勤める会社員『めぐみ』は同期にどんどん先を越されてなかなか出世出来ない上司の『菜央田』をあきれ顔で見ていた。


めぐみ「(あー、、菜央田さん、その資料明日までなんでしょー!、、もー遠慮しないで誰かに応援頼めばイイのに!。。大丈夫なのかな?。。ほらーみんな帰っていくよー。。仕方無いなあ。。まったくー。。)」


ナレーション:菜央田と何年も一緒に仕事をしてきためぐみは「本当は菜央田さんは誰よりも仕事が出来る筈なんだけどなあ」と思っていた。しかし菜央田は出世することに疎いというか要領が悪いというか、とにかく見ていて歯がゆい男なのである。そのせいかどうかは知らないが、40才を超えても未だ独身で彼女も居ない様であった。もともと世話好きな性格のめぐみは菜央田の仕事をフォローしてあげることが多かった。そして今回も。。


菜央田「いやー!めぐ君が手伝ってくれたおかげで、こんなに早く完成させることが出来たよー!俺一人で作ってたら夜中までかかっても終わらなかったかもしれない!ありがとー!ホント助かった!!」


めぐみ「あ!いえいえ!こういう事務仕事は私の仕事でもあるから全然おっけーですよ!」


菜央田「しかし上手に作るもんだねえ!流石だなあ!これはめぐ君の給料を上げてやらないとだな!だけど俺社長じゃ無いから出来ませーん!\ざんねーん!/あははは!」


めぐみ「あ!じゃあ、ご飯ごちそうして下さいよー!なんだったら今からでもイイですよ!!」


菜央田「え?ご飯!?俺、そんなにお店とか詳しくないよ!、、ラーメン屋とかならよく行くけど。。」


めぐみ「ラーメン、イイじゃないですか!私、ラーメン好きですよ!行きましょ!行きましょ!!」


ナレーション:菜央田の愛車のミニクーパーでラーメン屋に向かう2人。


菜央田「いやー!ごめん!この車、乗り心地悪いしうるさいだろ?。。だけど昔からこの車好きでねえ。。チョイ我慢してくれる!?。。どれ、じゃあせめて音楽でも。。」


ナレーション:菜央田はそう言いながらカー・オーディオのスイッチを入れた。


めぐみ「いえ!全然大丈夫ですよ!。。あれ?この曲『ラップ・ラップ・ボーイズ』ですよね!?」


菜央田「あ!そうだよ!ほら、俺って、ご存知の通り仕事が遅いだろ!だから部長にしょっちゅう怒られて、ガクーンってなっちゃうんだけど、そんなときにこの『ラップ・ラップ・ボーイズ』の曲を聴くと元気出ちゃうんだよねー!」


めぐみ「えー!遅くなんかないじゃないですかー!あ、この前部長が褒めてましたよ!『取引先から一番うちの社員の名前が出るのは、菜央田だよなー!』って!」


菜央田「それは褒めてたんじゃなくて、お客さんとこでドジばっかりやっているからインパクトだけは強いってヤツだよ!けして仕事が出来てるって訳では無いから!あははは!」


めぐみ「だけど私もお客さんからしょっちゅう聞かれますよ!『菜央田さんは元気ー?』って。お客さんに人気のある社員が居るっていうのは会社にとってプラスですよ!」


菜央田「きっとそれは『あの人、まだ居たのー?』ってからかっているだけだよ!あはは!だけど、めぐ君フォローが上手いねえー♪」


めぐみ「いや、だから、みなさん本当に褒めているんですってばww(あれ?『ウニッコ』のCDもある。菜央田さん音楽の趣味意外とイイんだなあ。。)』


ナレーション:そして菜央田がよく行くラーメン屋に到着した。めぐみは菜央田がオススメする味噌ラーメンを注文した。


めぐみ「美味しー!!ここのラーメン初めて食べましたよ!けっこう私の好きな味です♪」


菜央田「そう!あー!良かった!、、ここの、つけ麺もけっこうウマいんだよ!だから俺、毎週のように来てる!」


めぐみ「えー!毎週ですかー!?、、もしかして、菜央田さん毎日外食ですか!?」


菜央田「んー、、毎日どころか、ほぼ毎食そんな感じだなあ。。俺一人だし、なんか作るのも面倒でね。。だから早くミカ君みたいなイイコ見っけて奥さんになってもらわないとだなあ。。もっともこんなオッサンがそんな贅沢言ってちゃいつまで経ってもダメだけどね!あはははっ!」


めぐみ「あのー、、菜央田さん!。。『めぐ君みたいな』っていうか『めぐみそのもの』じゃダメなんですか!?」


菜央田「え!?あ、いや。。え!?」


めぐみ「あははー♪もー、冗談ですよー!軽く流して下さいよー!。。もしかして菜央田さん、ドキドキしましたー!?」


菜央田「あったり前だろー!心臓に悪いから、そういう冗談やめてくれよー!モテナイおっさんで遊ばんでくれるかなー!?」


めぐみ「うふふ。。けど菜央田さん、そんな悪くないんだけどなあ。。見方によってはイイ男ですよー!」


菜央田「見方によってはって。。あははは!、、じゃあ今度から常にイイ男に見える角度で見て下さいな!!」


ナレーション:ラーメンを食べ終えて店を出る2人。


菜央田「めぐくーん!お疲れさーん!、、気を付けて帰れよー!!」


めぐみ「お疲れ様でしたー!今日はどうもごちそう様でした!!。。あの、菜央田さん、、『ラップ・ラップ・ボーイズ』好きなんですよね!。。来週良かったら一緒にライブ観にいきませんか!?」


菜央田「あははー!まーた『冗談ですよー!』って言うんだろ!だからそういうのやめろって!!」


めぐみ「今度はホントですよ♪」



-続く?-

かえぽ助手「あれー?続くの!?。。今回だけのドラマじゃなかったの!?」


なおたん「つけ麺の味の感想も気になるよねー♪」


かえぽ助手「気になるのそっちかいっ!!」

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