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ロボットなおたん  作者: Nau
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【第108話】9月15日は何の日!?

9月15日の朝。研究所にて。


なおたん「『ポンキーと行くそこらへんの旅』に出てくるー♪」


かえぽ助手「要するに『ポンキーの散歩』に行ってくるのね。。今日はなおたんのOSのアップデートを行うから、10時までには帰ってきてね!」


なおたん「OLのラップデート?、、『♪オーエルのっ!ででででーと♪でーと♪でーと♪』、、ちぇけらっ!!」


かえぽ助手「OSのアップデートだってばっ!、、なおたんの人口頭脳のシステムを最新のバージョンにすることよ。遅れちゃダメだよ!!」


なおたん「かしこマサイ族ー!ぴょーん!ぴょーん♪、、ポンキー!はっしーんっ♪」


ポンキー「ワンワン♪」


かえぽ助手「もー、、なんで普通に会話出来ないかなー。。」



研究所。10時を過ぎたが、なおたんは帰ってこない。


ぽん博士「かえぽ君!なおたん、まだ帰ってきてないかね!?」


かえぽ助手「そうですねえ、、『10時までに帰ってきてね』って言っておいたから、わかっているとは思うんですけどね。。」


なおたん「ただいまねぎねぎー♪、、わー!時間ギリギリ星人だったー!、、ふぉっふぉっふぉギリギリー♪」


かえぽ助手「こらーっ!なにが『ギリギリ星人』よっ!、、20分も遅刻しているでしょっ!もーっ!!」


なおたん「『ギリギリ星人』は『マエバ星人』に怒られるのであった。。」


かえぽ助手「やかましいわっ!。。ほらー、準備するから早くベッドに寝て!!」


なおたん「えー!まだ朝なのにもう寝ないとなのー?夜いっぱい寝たのにー!、、だったら、かえぽもいっぱい寝たほうがイイよー!睡眠不足はお肌に悪いよー♪」


ぽん博士「なおたん!かえぽ君は昼寝をたくさんしているから大丈夫だ!、、昨日もヨダレをたらして気持ち良さそうに寝ていたから、そんな心配はイランのだ!!」


なおたん「ふーん。そうなのかー♪。。『ヨダレ星人』はお肌の心配はしてないのであった。。」


かえぽ助手「誰が『ヨダレ星人』よっ!、、たらしてませんっ!。。博士っ!なおたんにそういう冗談を教えないで下さいっ!!」


なおたん「かえぽは怒りん坊だなー♪」


かえぽ助手「あなたが怒らせてるんですっ!、、なおたんが遅く帰ってきたから、アップデートの開始が予定より遅れちゃったじゃないのっ!!」


なおたん「ほらー!怒るとココにシワが出来ちゃうよー♪」


かえぽ助手「イイから早く寝なさいっ!!」


なおたん「わー!怒りングーだー!。。おやす味噌ポタージュ文明~♪。。(_ _)...zzzZZZ乙乙乙」


かえぽ助手「ふー。。やっと寝てくれた。。」


ぽん博士「なおたんが寝てしまうと周りがスゴイ静かになるなー!、、わははははっ!!」


かえぽ助手「毎回大騒ぎですよ!。。なおたん、私の言うこといつも反抗してばっかり!。。今回のアップデートでもう少し素直になりませんかねー!?」


ぽん博士「わはははっ!なおたんは十分に素直だよ!、、かえぽ君のことが大好きだから、ああやって甘えてくるんだな。」


かえぽ助手「えー?そうでしょうか?。。私、なおたんに怒ってばっかりいるのに。。あれ!?」


近くにあったテーブルの上の紙袋を見つけるかえぽ助手。


かえぽ助手「なおたん、紙袋を持って帰ってきていたのね。。どこかで何か買ってきたのかな!?」



一時間前。ポンキー散歩中のなおたん。


なおたん「ポンキー、ポンキー!ここで問題でーす!。。9月15日は何の日でしょー!?、、ちっちっちっちっちっぶぶーっ!、、時間切れでーす!!\ざんねーん/」


ポンキー「ワウー?」


なおたん「答えは『食いGO!の日』でーす!じゃじゃーん!!」


ポンキー「ワンワン♪」


なおたん「でも『食いGO!の日』ってなんだろねー?、、きっと美味しいもの食べる日だよねー♪」


ポンキー「ワン♪」


なおたん「私のおサイフの中で500円玉が出番を待っているから、景気良くケーキを買ってみよー!のコーナーだよー!!。。さー、そんな訳でケーキ屋さんにやってきましたー♪。。ごめんくさーい!、、ナン婆ちゃん、こんにちなおたーん♪」


ケーキ屋店員「いらっしゃいませー!。。あ!なおたーん!こんにちは!久しぶりねー♪、、あのねー、私は『ナン婆』じゃなくて『ナンバ』だよ!まだまだお婆ちゃんって呼ばれる年齢じゃないよー!あははは!!」


なおたん「あー!間違えちゃったー!『ナンバちゃん』だねー!ごめんちゃいだよー♪」


ナンバ「あはは!別にいいんだけどね!、、ゆっくり見ていってね♪」


なおたん「うーん、どれがイイかなー?イイかなー?、、ねー、ねー、ナンバちゃん!お魚の入ったケーキとか無いのー!?」


ナンバ「お魚ー!?えー、、ちょっとそういうのは無いなあ!。。ケーキの中にシーフード入れたモノって聞いたことないよー!!」


なおたん「ふーん。そうなのかー♪ \ざんねーん/」


ナンバ「ね!なおたん!お魚は入ってないんだけど、新商品で『サンシャイン日本海』ってケーキが出来たんだよ!海をイメージしたケーキで爽やかな色合いの美味しいケーキだよ!。。ただ、今準備しているところだからショーケースに出すの10時くらいになっちゃうんだけど。。」


なおたん「10時かー!、、うーん、、『♪わーたーしー、だけの十字架ー♪』だなー。。遅れちゃうなー!、、でもまーいーかー!。。じゃー、じゃー、待ってるー♪ うひょー♪」


ナンバ「なおたん、ありがとう!、、じゃあちょっと待っていてね!!」


なおたん「あー!そうだー!、、ナンバちゃん、ペンペン貸してー♪」



研究所。11時。


かえぽ助手「これ、、ケーキ!?、、あ!カードが入ってる。。」



挿絵(By みてみん)



かえぽ助手「なおたん。。もしかして帰りが遅くなったのはケーキ屋さんに寄っていたから!?」


ぽん博士「言っただろ!なおたん、かえぽ君のこと大好きなんだって!!」


なおたん「うーん、、むにゃむにゃ。。」


かえぽ助手「なんか寝言、言ってますね。。」


なおたん「むにゃむにゃ。。今日は敬老の日だから、早くけーろー。。」


ぽん博士「よし!アップデートは上手くいっている様だな。」


かえぽ助手「なんでこれでわかるんですかっ!?」



-END-

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