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スキゾイドのせっまいキャパシティ

スキゾイドの頭の中は、いつもフル稼働である。思考は常に全速力で走っており、隙間などほとんどない。だからこそ、突然のトラブルや予期せぬ出来事に直面すると、処理能力が追いつかないことがある。余白がない脳に、いきなり新しいタスクが放り込まれるのだから当然だ。


そして困ったことに、こうした“無茶振り状況”への反応は往々にして逆恨み的になる。他人から理不尽を浴びせられたと感じると、スキゾイドの中で矛盾が大きく膨らみ、整合性を回復できないまま滞留する。その結果、恨みとして長期間保存されることになる。


世間では「根に持つ人」と言われるが、スキゾイドにとっては理不尽や矛盾を解消できないまま抱え込むことそのものが苦痛なのである。恨みというより「未処理データ」なのだ。だがその未処理が延々と滞留するため、外から見るといつまでも忘れられない人に見える。


スキゾイドのキャパシティは、驚くほどせまい。だがそのせまさゆえに、理不尽を忘れられない一貫性を持つ。

それは弱点であり、また一種の忠実さでもあるのかもしれない。

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