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ギルド嬢の大罪無双〜平凡な受付嬢は禁断の力で世界を駆ける〜  作者: 柴咲心桜
第12章 魔国編

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暗闇の襲撃――迫る危機

夜の闇が魔王城を包む頃、城の外郭で不穏な影が動き出した。


忍び寄る者たちの足音は、冷たい石畳に吸い込まれていく。


「今夜がその時だ」

刺客のリーダーが低く囁く。


彼らの狙いはただ一つ。

盟約の要、サティの抹殺。


しかし、サティの情報網はすでにこの動きを察知していた。

フリッツは緊急連絡を入れる。


「サティ様、刺客が城に接近中です!」


サティはすぐに動いた。

「待っていたわ。全員、警戒態勢に!」


城内の警備隊が素早く配置につき、入口には魔族と人間の合同部隊が緊張を漂わせる。


一方、リリアナは静かに呪文を唱え、結界を張り巡らせた。

「共に守ろう、未来を」


勇者レイナも剣を握り締め、最前線に立つ。


「絶対に通さない!」


激しい戦闘が始まる。

刺客たちは巧妙な技で城内に侵入を試みるが、サティたちの連携は抜群だった。


魔族の魔法、勇者の剣技、そしてサティの策略が融合し、襲撃は阻止される。


戦いの最中、サティは冷静に指示を出し続けた。


「リリアナ、あの側面を固めて!レイナ、私と共に中央を守る!」


激闘の末、刺客たちは壊滅。

だが、その背後にもっと大きな陰謀が蠢いていることを、三人はまだ知らなかった。

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